ホットタブ: 庭にあるホットタブは、 ちょっと露天風呂感覚のよう。

日に日に街路樹の緑が濃くなり、街角を彩る花壇やハンギングバスケットの花々が見るものを楽しませてくれる。 6〜7月になるとサマータイムのせいもあって、日没は10時近くなるバンクーバー。

夜が長いこの時期の楽しみはなんといってもBBQ（バーベキュー）だ。 週末に友達を家に招いて行われたり、近くのビーチや公園でBBQを楽しんだりする姿も見かけるが、カナダの住民にとっては、もっと身近に普段の夕食でもBBQは行われる。

BBQ:カナダではBBQを焼くのは男の仕事？

「だって、料理すると家の中暑いでしょう？」と、これは友人の弁。確かに、カナダの一般的な住宅でクーラーは見かけない。しかし夏がさわやかなことで知られるバンクーバーでさえ、晴天の日が3日も続けば家の中はかなり暑くなる。おまけに夏期は日照時間が長いので、夕飯の支度時になる5時から6時が一番暑かったりする。そのため、キッチンで料理するより庭でBBQでもする方が、断然快適なのだ。

ところが、今年のバンクーバーは例年のように暑くならない。 どうしたことか、お天気になっても「暑い」と感じる事がないのだ。 それでも、夏は戸外で楽しむのがバンクーバー流、いや我家流？ 　先日いつものように義兄の家に集まって、ファミリーだけのBBQを行った。まずはホットタブに浸かってリラックスモードでスタート。 ファミリーだけだと気兼ねがない。もちろん飲酒もOKだ（カナダでは公園やビーチでの飲酒は禁じられている）

薪ストーブ: 夏の暑い日でも、 夜は冷え込むバンクーバーでは重宝する。

この日は外用の薪ストーブが大活躍。パチパチと薪が燃える音、辺りに香ばしい匂いが漂い、まるでどこかのキャンプ場にいるような気分にさせられた。 やはり、お家BBQは楽しいもんだ。それに、何より手軽だ。 特別な材料がなくても、料理の腕がなくても焼くだけというシンプルさ！ 味付けだってカナダのスーパーには色々な種類のBBQ用ソースが売られているから、それを利用すればいい。 子ども達も焼いて外で食べるというシチュエーションがいいのか、ホットドックだけの手抜き料理（？）でも、文句は言わない。

しかし、私がBBQを好きな一番の理由は、何といっても男性達がはりきって働いてくれるところかな？