アメリカ 留学体験記

カナダ留学無料カウンセリングワシントン州・クラーク大学   |  アメリカ留学 ワシントン州・バンクーバー市 

会社を辞めてアメリカに賭けました。


梶野 靖之(かじののぶゆき)
愛知県出身−岩手県立不来方高等学校卒業。10年間の社会人生活を経て27歳で渡米。現在はワシントン州・クラーク大学に在籍中。趣味は裏道散策と写真撮影。将来はアメリカ永住が目標なれど、当面は英語の習得が目標。
ブログアドレス 
http://nkajino.exblog.jp/

私は昨年の2月に会社を辞め、アメリカ生活を送っている現在29歳の留学である。私が通うのはワシントン州・バンクーバー市のクラーク大学。この大学は4年生大学ではなく、コミュニティカレッジと呼ばれる短期大学。私の専攻は語学修得クラスで、通称ENL(English Non-Native Language )と呼ばれている。 一般的に大学へ進学するための準備クラスともいわれている。この大学には多くの特別学科があり、働きながら通う人もいれば、家事の合間に通う主婦の方も多い。通う人たちの幅に、広さと深さがあるのが特徴だ。

学校に掛かる費用
学校に通い始めれば、当然学費の納付が必要になるが、お隣の州にある、オレゴン州ポートランドのポートランド州立大学(Portland State University)では、1学期間の学費が5千ドル近いと聞く。比較的安いといわれるコミニュティカレッジでも、1学期3ヶ月間の学費は約2,800ドル(日本円で30万円)の支払いが必要となる。留学には多額の費用が付き物である。自己への先行投資や先物取引でもあるが、投資金額が高いことはやはり大きな負担に違いない。


友人の助け
とはいえ、学生である以上、お金を節約するに越したことはない。節約をするうえで、最も重要なことは、如何に友人を多く作るかである。外国生活が始まると、日本と全く違う新しい出会いがある。しかし、アメリカだからといって、何もアメリカ人だけが友達になるとは限らない。世界中から多くの人種が集まるこの国では、初めて聞く名前の国の人たちとも数多く知り合うことができる。私も幾度となく世界地図を広げたことか。

食の節約
昼食の時間は、そういった節約生活と交友関係が発揮される良い例でもある。私の通う学校にも学食があるが、これが非常に高い。茹でたブロッコリーが数個乗っているだけのお皿で1ドル取られる。私としては、1日に使用できる昼食の費用を3ドルまでにしたいため、これでは栄養価の高いものが食べれる期待は出来ない。こういった状況の為、昼食に時間になれば、学生たちの多くは各自でランチを持ち寄ってくる。世界中から様々な国の人たちが集まる昼食時間は、実に有意義である。大事なのは、どんな国の料理であれ、その料理に興味を示す事である。これはお金を節約したいからという、背に腹は変えられない的な安直な考えではない。未知の世界の料理や食材に興味を示すことで、非常に多くの料理を食すことが出来る。事実、ラオス料理やアルメニア料理など、日本では滅多に口にしない料理などが食べられる。私としてはそれだけでTBSの人気番組『ウルルン滞在記』に出演している気分になる。実にありがたい。留学生活で多くの友達をつくることは、学生生活の食という部分の節約でとても大きな助けとなる。
次回は外国人とのルームシェアを紹介したい。

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