アンダーソンカレッジで学びながら、TD Bank Trust本店4階日本人専用フロアの窓口のカスタマーサービス担当として、午後3時間半パートタイムで働いています。この仕事は、いろんな勉強ができるいいポスト。とにかく毎日が勉強の連続です。

私は、前から金融関係に興味があり、バンクーバーに来てからずっとTD Bank Trustで働くのが夢でした。 アンダーソンカレッジのCo-opプログラムを受講していましたが、TD Bankの求人広告をみてすぐに応募を決意しました。

応募を決めた後は、アンダーソンカレッジのCo-op プログラム専属コーディネイターであるテリーのもとへ頻繁に通いました。レジュメやカバーレターを書く中でだいぶ助けてもらい、本番をシミュレーションした面接練習の中で、いろいろとアドバイスをしてくれたのもかなり役に立ちました。

面接当日も、直前ギリギリまで学校でテリーと学校で練習しました。面接でよく出る質問を10枚ほどプリントアウトしたものをテリーからもらい、家で何度も練習してから学校に行きました。この努力が実って、高い倍率をくぐり抜けて合格することができました。

今、TDのスタッフの一員になれたことがとてもうれしいです。初日、名札をもらったときの喜びは忘れられません。今、アンダーソンカレッジで午前中学んだあと、ランチを食べ、学校から目と鼻の先である銀行へ通う毎日です。

下地はスタバで作られた！
私はTD Bankで働く前、スターバックスで10ヶ月ほど働きました。今回、TD Bankで働くチャンスを得たその下地は、ここで作られたと思います。スターバックスでは、とにかく楽しみながら仕事をしました。私の特技は常連さんの顔を覚えること。常連さんの「いつものやつ」を憶えておいて、順番が来たときにさっと飲み物を渡して、「君のサービスはどこよりも早いね」と言われたこともありします。 わからない単語の意味や発音は、仲間のスタッフに仕事の合間に訊いてます。スターバックスのような職場は、カナディアン同志が普通に喋る英語を実地で学べる場でもあるのです。

卒業後は移民も選択肢のひとつとして考えています。アンダーソンカレッジのCo-opプログラムはそのステップにもつながっています。 今とても充実しています。勉強しながら働いているこの経験は、カナダに残っても、日本に帰っても、これから私が生きていく上で必ず役に立つという確信があります。