HAPAとはハワイ語で「部分」という意味。
このHAPAという単語を、HAOLO(白人という意味)とあわせてHAPA HAOLOと言うと「白人とのハーフ」と言う意味になる。日本人はKAPANIで、HAPA KAPANIと言うと「日本人とのハーフ」だ(HAPANESEという言い方もある)。
肌の色が違う人同士の結婚が多くなってきている現在、HAPAが世界中で増えてきているが、HAPAは、自分たちのルーツに対してより強い問題意識とプライドを持っている。そして、世界中のHAPAたちの間で連帯感と共通の価値観が生まれていて、HAPAパワーが台頭してきている。異文化間の交流がどんどん増える中でHAPA人口もものすごい勢いで伸びるだろうから、HAPAパワーが国際社会でメジャーパワーになる日も遠くはないだろう。
ちなみにタイガー・ウッズは白人、黒人、インディアン、アジア人の血をひく超HAPAだが、自分の体の中に流れるすべての血に誇りをもち、アフロ・アメリカン(一般的に『黒人』の意味)と呼ばれることを嫌っている。
HAPAは、人間が肌の色や外見では区別できないことを身をもって知っている新人類だ。
昔は「混血児」と呼ばれ、最近までは「ハーフ」と呼ばれてきたHAPAたち。でもそのうちに人種間の国境がなくなれば、混血を意味する言葉さえなくなるだろう。
HAPA HAOLE(一部白人)
HAPA KANAKA(一部ハワイ人)
HAPA POLOLO(一部黒人)
HAPA KEPANI またはHAPANESE(一部日本人)
HAPA PILIPINO(一部フィリピン人)
HAPA PAKE(一部中国人)
HAPA KOLEA(一部韓国人)
HAPA SEPANIA(一部スペイン人)
HAPA PUKIKI(一部ポルトガル人)
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