A:　ホームステイ先を選ぶ場合は、まずご本人の希望をうかがいます。ただし、ご希望の条件に100％あったファミリーがいない場合もあります。希望と同時にアレルギーの有無、ペットがいても良いかどうか、子供がいても良いかどうか、特別な食事を必要とするか、喫煙されるかどうかなどをうかがいます。

ホームステイ先を選らんだあとで、ファミリーのインフォメーションをお送りします。家族全員の名前、年齢、性別、職業、趣味、ダウンタウンまでの交通情報などで、大抵の場合は家の写真とファミリーの写真もついています。

なお、大抵のファミリーは一度に一人以上の生徒を受け入れています。申し込み時にすでに入っているゲストの年齢や性別を知ることはできますが、申し込み後に新しい人が入る場合もあります。こうした場合、新規に入る人のインフォメーションを事前に入手することはほとんどできません。ホームステイはB&Bと違ってビジネスとして規定されておらず、あくまでも個々のファイミリーの考えの下で行われていますので、ステイする側の希望がすべて聞き入れられない場合もあります。

A:　現在と過去の成績と素行に大きな問題がなければ転校は問題ありません。
転校の際は、現在の学校から成績証明書を転校先に送って審査を受けることになります。まだ入学後間もないようですから、日本での過去3年間の成績証明も必要になるでしょう。

さて転校先の選択ですが、バーノンはクランブルックに似た小さな町で環境はさほど変わらないでしょう。ビクトリアはBC州の州都ですが、大都市よりもずっと小さく田舎の町よりは大きい町です。トロントとバンクーバーはビクトリアよりもずっと大きく、特にトロントはカナダ最大の都市です。カナダは、東西では生活文化がかなり違いますので、BC州からトロントに移ると慣れるまでに多少時間がかかると思います。

外国の町に住み、慣れない学校に通うのですから、留学ではいろいと問題に直面します。一番つらいのが最初の6ヶ月で、慣れてくるにしたがって生活面も学校面も徐々に楽にになり、1年を無事終われれば第一関門突破です。まずは1年目を終われるように頑張ってください。

A:　ファームステイは、農家の仕事を手伝いながらファームライフを体験するもので、受け入れ先はホビーファームと呼ばれる農家です。作業内容は、家畜の世話、畑や庭の手入れ、清掃など雑多で、未経験者でもできる非常に簡単なもので、作業時間は1日3時間前後です。あくまでも、仕事のアシストをしながら農家の生活ぶりを体験することが目的なため、本格的な生産作業に携わることはあまりありません。ただし、慣れない人には、簡単な作業でも肉体的につらく感じるかもしれませんので、体力にあまり自信がない人にはお勧めできません。また、泊まる先が農家なため、一般のホームステイのように、こぎれいな環境ではありません。

カナダのファームステイ受け入れ先は、町から1時間以上離れた地域にあり、交通の便がよくない場所もあります。このため、午後や週末を利用して町に出ることが不便なケースもよくあります。
ファームステイを行う場合は、ステイ期間中は町の生活を忘れ、カントリーライフにどっぷり漬かることを念頭において参加してください。