クラブハウスの周りの桜が満開でした。

今年は4月になっても雪が降ったりと、春の訪れが例年より遅かったバンクーバーですが、ソメイヨシノが満開になるとさすがに気分は春モード全開です。
やっと春らしくなってきたある日の週末、友人から「打ちっぱなしでもやらない？」と誘われて近くのゴルフ場へ行きました。

バンクーバーでは、ゴルフはとてもポピュラーなスポーツのひとつです。何しろダウンタウンから車で30分ほど走れば多くのゴルフ場が点在していてます。特にここ数年は人気が出てきて、新しいゴルフ場やゴルフショップが目に付くようになりました。10数年前と比べて、ゴルフ人口が増えた気がします。それに伴いグリーンフィーも値上がりしましたが、それでもまだまだ日本と比べたら格段に安い。そして何より気軽です。コースを回るには予約こそ必要ですが、運がよければ予約なしでも空いている他のグループに入れてもらえたりします。キャディーさんはいないし、電動カートを使う人も稀です。

開放的なファーストティー。

そんな敷居の低いバンクーバーでのゴルフに、私も下手ながら一時のめり込んだ時期があります。当時は一人でパー3（「ピッチング＆パット」とも呼びます）を回ったり、夏の陽が長い時期は無謀にも2ラウンド続けて回った事もあります。
しかし、子育てが忙しくなり、スキーもゴルフもしばらく遠ざかってしまいました。ようやく数年前からスキーを再開。さていよいよゴルフも再始動しようとを考えていたところでした。

プレーを終えて、 パティオで乾杯するグループ。

この日訪れたゴルフ場は、我が家から車で5分ほどのパブリックコースです。お天気につられてこの時期を待ちわびていた人たちが、やって来ていました。 久しぶりにクラブを握った私は、さすがにブランクがありすぎて当然以前のようにはボールが飛んでくれませんでした。子供たちの前で、もっとかっこいいところを見せようという思惑は大外れでした。どうやら、今年の夏はしばらく秘密練習に通ったほうがよさそうです。