カナディアンライフ

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ウォーキングの楽しみは?


椙村 邦子
椙村 邦子 (すぎむらくにこ)さん
愛知県春日井市出身・45歳

バンクーバーに居住して14年。
スキーのインストラクター、歌手、商社派遣社員、通訳などの経歴をもっている。現在はフリーライター。
将来はバンクーバーに住む日本人女性のためのカウンセラーになる夢をもっている。
大人数でにぎやかなウォーキングの始まり。
大人数でにぎやかなウォーキングの始まり。

桜の花が散り青葉が輝き始めると、春が駆け足で過ぎていきます。住宅街では庭の手入れが始まり、ライラックの香りが漂い始めるともう夏の気配。今年もBBQシーズンがスタートしました。

お天気だった土曜日、バンクーバー郊外のコキットラムという町に住む義兄の家にファミリーや友人たちが集合しました。午後9時を過ぎてもまだまだ陽が高いこの時期、食後に「まだ明るいから、みんなでトレイル(遊歩道)を散歩しよう」ということに。
義兄の家がある辺りは、普通の一軒家の裏庭でも高さが数十メートルなんて針葉樹があちこちにそびえ立っています。住宅街の中を歩くだけでもダグラスファーの香りがぷんぷんしてきて、これだけで森林浴のようです。
やがて住宅街の中にぽっかりと浮かんだ小さな湖が現れました。名前は確かに「○○○レイク」なのですが、どちらかというとちょっと大きな池のようなサイズで内心ほっとしました。この距離なら運動不足気味の私でも安心だからです。

途中で出くわしたカナダ雁の親子。向こう側に見えるのはログハウスの民家。
途中で出くわしたカナダ雁の親子。
向こう側に見えるのはログハウスの民家。

天気がいい週末は、小さな湖のトレイルには愛犬を連れて散歩する人、ジョギングする人、友達同士やベンチで語り合う人、様々な人たちがゆったりと流れる時間を楽しんでいます。また、ここは住宅街の中ということもあって、湖を囲むように隣接している家が点在していますが、これまた豪邸ばかり。
まるで「見て見て」と言わんばかりのように、どの家も手入れ行き届いたお庭や、洒落た作りの家々ばかりです。


一日が長い夏の日ならではこそ、夕暮の時間は一息つける。一日が長い夏の日ならではこそ、
夕暮の時間は一息つける。

バンクーバーや周辺には、たいていどこに行っても色々なトレイルがあります。
川沿いや海辺を歩くコース、ダウンタウンに住んでいた頃は、スタンレパークやイングリッシュベイを歩いたものでした。どこへ行っても、自然が身近にあるのがバンクーバーのいい所です。四季の自然を感じながら、時には野生動物に出くわしたりするのも楽しいですが、私が好きなウォーキングコースは普通の住宅街です。なぜなら他の家や庭を見てアイディアを参考にしたいからです。とは言っても、参考にと考えるばかりで、なかなか実行に移せないのが現状なんですけど・・・。

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