A: ほとんどの語学学校や専門学校がTOEFL対策のコースを設けていますが、授業内容や受講期間は学校により様々です。
語学学校:
英語学習の延長プログラムとしてTOEFL対策クラスを設けています。テスト対策というよりは、TOEFLを英語教材として使い、さらに学問的な英語力を伸ばすという感じなので、授業形式も講義がほとんどです。受講するにはある程度の英語力(上級レベル)が必要で、学校によっては、その学校の上級レベルコースを終了しないと受けられないところもあります。受講期間はふつう1ヵ月単位です。
テスト対策専門校:
TOEFLコース自体がレベル分けされており、1クラスの人数も比較的小人数(5人から8人程度)です。授業内容は問題を数多く解くことでテストに慣れ、いかに短期間で点数を伸ばすかに重点をおいています。授業形式は、講義と実習を均等に行いますが、英語学習というよりは、クイズを解くコツを教えてくれる塾のような学校と言っていいでしょう。受講期間はふつう1ヵ月単位です。
専門学校:
大学への入学条件を満たすだけではなく、実際に大学の授業についていくための勉強のコツも授業内容に取り込んでいます。読解と討論、リスニングとノートのとり方など、大学の授業に似たカリキュラムを組んでおり、TOEFL対策向けの授業が行われます。受講するには、上級レベルの英語力が必要です。受講期間は、3ヵ月以上が一般的です。