今回は、バンクーバーのBurrard Bridgeの袂にあるVancouver Aquatic Centreを訪れた。ダウンタウン内にあり、非常にアクセスも良い。

まず、50m×約21m（8レーン）のプール、5m、7.5m、10mの飛び込み台と１m、3mの板飛び込み台が目に入る。正面玄関からプールが見えるので、開放感いっぱいだ。そして、「今から泳ぐぞ」という気分にさせられる独特の塩素のにおいと高湿度の空間。観客席もあり、公式試合も行うことができるというこの水泳競技場には、ジム、サウナ、ジャクジーもある。

料金は、Adult（19歳以上）が$4.95/回（$39.55/10回）、Youth（13から18歳）が$3.70/回（$29.65）なので、スポーツクラブよりずっと安い。自由に泳ぐことができる「Public Time」の他に、生後半年の赤ちゃんから参加できるベビースイミングのクラスや、16歳以上対象のライフガードのクラスまである。時間によって、長水路になったり、短水路になったりするので、長水路が苦手な方は時間を選んで訪れると良いだろう。

一番深い部分が約1.83m、水温が28度と、50mプールの中では比較的浅めで水温が高いので、水泳が得意でない人には絶好のプールだ。水温が高いと筋肉が萎縮しないので泳ぎ始めやすい。また、徐々に体の動きが良くなるので、30分位泳げばかなりの汗をかくことになるだろう。泳ぎ終わった後は、ジャグジーで疲労を癒し、サウナで温まることをお勧めする。

屋外プールで泳ぐのが寒い日でも、屋内プールなら気候を問わず楽しめる。全身運動で有酸素運動でもある水泳はダイエットにも最適。肩こりや腰痛がある人でも気軽に楽しめるスポーツなので、定期的にこのプールに通えば、健康的な体をゲットすることができるだろう。