「世界はアメリカのリーダーシップを必要としているだけでなく、より優れたリーダーを必要としている。だからこそ、我々はバラック・オバマの勝利を願うのだ」
グローブ&メール紙(カナダを代表する日刊紙。選挙に先駆けた記事)
「イラク戦争以来、我々カナダ人はアメリカ人に惚れ込むことができなかったけど、人種の壁を超え、希望を象徴するようなバラック・オバマが登場したおかげで、アメリカに対する見解が確実に大好転し、ちょっぴりうらやましい気がする」
ドン・チェリー(カナダで大人気のアイスホッケー解説者)
「我々は、その国のリーダーを見てその国の価値を決める傾向がある。アメリカとは親密でいたいけど、ブッシュ大統領の時は無理だった・・・カナダ人はアメリカの選挙に対して知的な興味を抱いていただけではなく、感情的にかかわっていた・・・カナダ人はオバマを“平和の人”であり、アメリカの理想を形にしたような人であると見ている。その反対に、ブッシュ大統領は歴史上最悪の大統領で、“悪い虫歯”のようだった。これで悪い虫歯が痛むことはもうない」
マイケル・アダムス(世論調査会社エンバイロニックス 社長)
「ジョージ・ブッシュも、ディック・チェイニーも、ドナルド・ラムズフェルドも、その他のアメリカのリーダーたちも、世界中で嫌われている・・・オバマが勝利したことで、失われていた世界の民主主義の本拠地としてのアメリカの輝きが復活する」
アンガス・リード(カナダを代表する世論調査会社 社長)
「カナダ人は、アメリカで行われていることが、カナダの未来とは切っても切り離せないことを知っている。カナダではブッシュに対する嫌悪感が本当に強い・・・オバマの勝利で、アメリカ人同様にカナダ人も、未来に対して楽観的になることができる」
マイケル・フェルマン(サイモンフレーザー大学歴史学者)