A: TOEFLのスコアが規定以上であれば入学はできますが、問題は入学してから授業についていけるかどうかです。TOEFLやTOEICの勉強と、実際の授業で使われる英語はかなり違いますので、特に正規留学した経験のない方の場合は、カレッジ付属の語学学校や、カレッジ・大学編入プログラムがある語学学校で実力をつけてから、カレッジに入ることをおすすめします。
カレッジ・大学編入コースは英語力をつけるだけでなく、授業についていくスキルも学べて非常に実践的です。
カナダの カレッジは読書量や勉強量が非常に多いので、英語力が十分にある人でも楽ではありません。英語のハンディキャップをできるだけなくしておくことが、留学を成功させる秘訣の一つです。

A: 留学生は皆カナダ人生徒と一緒に机を並べて勉強できますが、とれるクラスはその方の英語レベルによって違います。留学生はほとんどの方が英語力にハンディキャップがありますので、留学生専用のESLコースを受講し、残りの時間にカナダ人生徒と一緒に一般科目をとることになります。英語力があまりない場合は、音楽、体育、数学などのクラスをとり、英語力が備わってからより英語力が求められるクラスを取れるようになります。どのクラスをとるかは学校のカウンセラーが決めてくれます。英語力があればあるほどカナダ人と同様の学校生活を送れるようになりますので、ESLコースでよい成績を残せるようにがんばってください。

A: TOEFLは語学学校、テスト対策専門校、専門学校やカレッジなどで受けられます。それぞれ特徴がありますので、ご希望をお知らせいただいた上で学校選びをアシストいたします。

語学学校では英語学習の延長プログラムとしてTOEFL対策クラスを設けています。テスト対策というよりはTOEFLを英語教材として使って英語力を伸ばすもので、ある程度の英語力（上級レベル）が必要なところが多いです。

テスト対策専門校はレベル分けされていて、少人数制が多く、テストに慣れて短期間にスコアを伸ばすことに特化しています。

専門学校やカレッジはTOEFL対策に類似した大学編入プログラムを行っています。カレッジや大学の入学基準を満たすだけでなく、実際に入学してから授業についていくための語学力やスキルを学ぶもので、上級レベルが対象となっています。

A: 一ヶ月以上、6ヶ月以内の語学留学の場合は、カナダに来てから学校を選ぶことをおすすめしています。ほとんどの学校が無料でトライアルレッスンを行っていますので、ご自分で体験して選ぶことが一番いいと思います。わたしたちがご希望にマッチした学校を選び、トライアルの予約をお取りします。

6ヶ月以上留学する場合は学生ビザが必要になり、学生ビザは入学する学校の入学証明がなければ発行されませんので、カナダに来る前に入学しておくほうがよいでしょう。観光ビザで入国して学生ビザに変更することもできますが、やはり最初から学生ビザがあった方が安心して留学に専念できると思います。

A: 英語の学習には力を入れておいてください。単語を覚えることでも会話でも何でもかまいません。英語力があればあるほど、入学してからの生活がスムーズに行きます。 留学先の地域についてもできるだけ調べておくと役に立ちます。気候、交通機関、生活環境、レジャー施設、地域内や近辺にある日系の団体など、インナーネットで情報を集めてください。

ホームステイのファミリーとメールのやり取りをするのもおすすめです。メール交換をしておくと初対面のときに親近感がわきます。