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月に3回はフュージョン寿司


月に3回はフュージョン寿司

FUSION SUSHI

バンクーバーに住むようになってから、「寿司」を食べる頻度が格段に増えた私。一般的に日本で言う「寿司」とは、やはり握り寿司。そして、その握り寿司を食べる機会なんて、1年を通しても両手で数えられるほど。節分の日は巻き寿司、ひな祭りにはちらし寿司と、イベント時に食べるという意識がまだまだ残っている日本では、現在でも「寿司」は特別な食事の一つではなかろうか。

しかし、バンクーバーに来てからというもの、月に3回は寿司を食べている私。しかも握り寿司ではなくフュージョン寿司と言われる、日本では馴染みがないカリフォルニアロール(カニかまぼことアボガドの寿司)やダイナマイトロール(海老の天ぷらの寿司)。また、こちらの寿司は90%以上が裏巻きと呼ばれ、寿司飯が表で海苔が内側。海苔が苦手なカナダ人にも食べられるようにと考案されたものだが、表巻きに慣れている日本人にとって、最初は少し異様に感じる。

月に3回はフュージョン寿司

バンクーバーに来た当初、聞き慣れない名前の寿司を注文する度に、何が出てくるのだろうと心配でたまらなかったが、今ではいくつかのお気に入りが出来るほど、フュージョンスシナイズドされてしまった。特にBCロール(焼いた鮭の皮とカニかまぼこの寿司)とアラスカロール(カニかまぼこ、アボガドの寿司にサーモンのお刺身を巻いた寿司)は毎回欠かさず注文。食べたことが無い方にもぜひお勧めしたい。

月に3回はフュージョン寿司

バンクーバーでは、日本食レストランの数はファーストフード店よりも多いと言われるほど、日本料理は人気だ。どの日本食レストランも混んでいて、日本人以外のお客様の方が多い。寿司を食べる彼らを見ていると、醤油の中にわさびをたっぷり入れ、ディップ感覚でつけている。フィッシュアンドチップスじゃないんだけどなぁ…と思いながらも、箸を上手に使い寿司を食べている彼らを見ると、日本人として非常に誇らしい。

今回は違った意味で日本文化を味わった一日。次回は新しい文化に出会いに行ければいいな。

千田カカオ(チダカカオ)
大阪府生まれ。女性。バンクーバーの生活に魅了され、2年で帰国する予定が5年目に突入。カレッジ卒業後、留学カウンセラーとして、留学生の生活・悩み相談を受けている。現在は就労ビザでの滞在だが、移民申請も視野に入れている。

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