カナディアンライフ

カナダ留学無料カウンセリング日本人一人ぼっち   By Kahoru Noonan(かほるヌーナン)

これが本物のメープルシロップ!



これが本物のメープルシロップ!

メープルシロップを採集する際に使う道具
メープルシロップを採集する際に使う道具

カナダ=メープルシロップというイメージから、カナダ全土でメープルシロップが生産されているのだと思っていたが、実はカナダのケベック州とオンタリオ州で主に作られているらしい。そう言えばメープルシロップの取れる楓の木は西側ではあまり見られなかった気がする。この楓の木こそ秋に紅葉する美しい木だけど、ただ美しいだけでなく美味しいメープルシロップも作り出す。

透明な原液、これを煮詰めるとメープルシロップになる透明な原液、これを煮詰めるとメープルシロップになる

オンタリオに引っ越してきた年の冬に、メープルシロップ作りを手伝わせていただいた。その家は販売するためにシロップを作っているのではなくて、趣味として毎年やっている。何百もの楓の木にドリルで穴を開けてそこにチューブを差込、流れ出てくる樹液が下に吊るしたバケツに溜まり、そのバケツを一つ一つ巨大鍋に移し、何日もかけて煮詰めるとシロップが出来上がる。

メープルシロップは3月中旬から4月までの適温になった時にしか取れないのでカナダでもとても貴重なものだけど、砂糖や蜂蜜より低カロリーで100%自然の甘みなので料理やお菓子作りにはかかせない。

パンケーキハウス

パンケーキハウスの柱は一本一本彫り物がされている
パンケーキハウスの柱は一本一本彫り物がされている

オンタリオには地元で作られたメープルシロップを食べられるパンケーキハウスがある。ソーセージをシロップで煮詰めたメープルソーセージや、トロトロのシロップを氷の上に落として作るタフィーと呼ばれる棒つきキャンディーなどもパンケーキと一緒にいただける。

ワイン

ボトリングを待つワインビ
ボトリングを待つワイン

健康のため(?)夕食と一緒に毎日一杯の赤ワインを飲むようになって久しい。カナダではアルコール販売は全て政府の管轄になっていてお酒にかかる税金はものすごく高い。同じ銘柄のワインがアメリカでは半額くらいで買える。そこで私達はワインを作ることにした。と言っても銘柄を注文して殆どの作業を知り合いのおじさんがやってくれて私達はボトリングをするだけだけど、その作業も楽しい。一般に売られている高いワインよりは味は劣るけどそれでも自分達で瓶詰めしたワインは一日を締めくくるのには丁度良い優しい味がする。

記事提供:ウェスト トレック ツアーズ
かほるさんご夫婦が経営参加するツアー会社です。 バスで行く、ロッキーマウンテン、ウィスラー、ビクトリア、トフィーノ、シアトル、ポートランドの旅で一生忘れない思い出を作ってください。 www.westtrek.com

Kahoru NoonanKahoru Noonan(かほるヌーナン)
東京都出身。
日本で勤めていた車関係の会社で出会った一人のカナディアンがきっかけとなり、彼らの文化をもっと知りたくて2002年冬に初めてカナダに来た。とは言え、そのカナディアンの友達が住んでいるのはカナダの東側のオンタリオ州。ガイドブックを見てみると冬のオンタリオはとても寒そうだったので、厳寒にはならないカナダの西側バンクーバーにある英語学校に通うことに決めた。 ツアーで行ったシアトルで現在の夫と出会い、夫の経営する会社でボランティアとして働く事になる。ロッキーマウンテンツアーにガイドとして添乗するようになってから、カナダの自然の偉大さに次第に魅了されていった。2003年5 月に住んでいた家が火事になり、「湖のある家に住みたい」という夫の希望もあって、オンタリオ州に居を移す。バンクーバーに会社がありながらインターネットで会社をオペレートするという変わった方法で会社を維持経営。 家探しの間の約1年間をオンタリオ州Perthに住む夫の父親と同居。この時から夫の父親は大親友となる。2005年2月に念願の湖の上の家を購入後、日本人は私だけという、自然があふれたオンタリオ州の人口200人の小さな町クロイン(CLOYNE)に住むようになる。 kahoru@westtrek.com

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