気温10度 |
ニューヨークでは室内暖房をつける。 |
カナダ人はガーデニングを楽しむ。 |
気温4.4度 |
カリフォルニア人は寒くて震えが止まらない。 |
カナダ人は日光浴する。 |
気温1.7度 |
イタリア製の車はスタートしない。 |
カナダ人は窓を開けたままで運転する。 |
気温0度 |
水が凍る |
カナダでは水が多少濃くなる。 |
気温-6.7度 |
フロリダ人は可能な限りの防寒服で体を包む。 |
カナダ人はTシャツの上にジャケットを着る。 |
気温-9.4度 |
カリフォルニアでは避難を始める。 |
カナダ人は寒中水泳を楽しむ。 |
気温-17.8度 |
ニューヨークの大家はやっと暖房を入れてくれる |
カナダ人は冬が来る前に今年最後のピクニックをする。 |
これは、寒さに慣れていないアメリカ人と寒さに強いカナダ人を皮肉ったジョークだが、必ずしもジョークではないものもある!
例えば気温10度あれば庭に出てガーデニングする人がいたとしてもカナダでは驚かないし、冬に驚くほど薄着をしている人を見かけることもある。
カナダとの縁が深い大橋巨泉さんが冬のバンフを訪れたとき、「今日は温かい」といって運転手が車の窓を開けたことがあったそうだ。そのときの気温が1.7度だったかどうかはわからないが、真冬のバンフが2度以上になることはあまりないから、おそらくは0度に近い温度だったのではないだろうか。バンフのように湿度が極端に低いところでは、慣れている人にとっては、冬に気温が1.7度あれば温かく感じられることもあるのだ。カナダ人の目からすれば、“冬の温度が零下になるのが当たり前”で、日本のような酷暑こそ“耐えられない”!