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哀愁のニューファンドランド


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哀愁のニューファンドランド

哀愁のニューファンドランド
カナダ最東端にあるニューファンドランド島は、カナダ人にとっても“外国”を感じさせるユニークな地域だ。ヨーロッパやアメリカ人旅行者が訪れることはあっても、日本人旅行者にはほとんど知られていない。
北米にあってヨーロッパに最も近いニューファンドランド島は、カナダでも最も歴史が古いところだ。西暦1000年ごろにノース人が入植したことが確認されていて、島北端のランス・オ・メドーで遺跡が発見されている。入植地はクリストファー・コロンブスの大西洋横断に500年以上先立つものと確認され、糸車や鍛冶の道具などが発見されたことから北米における最古のヨーロッパ人の居住の痕跡とされた。ユネスコの世界遺産にも登録されたランス・オ・メドーは、ヴァイキングの航海者レイフ・エリクソンが到達したヴィンランドの入植地と信じられている。
ノース人の放棄後、500年間にわたりヨーロッパ人の来訪がなかった島は、1497年にイタリア人航海者ジョン・カボットが再発見し、その後、ポルトガル人、スペイン人、フランス人、イングランド人などの漁師がたどり着いている。

哀愁のニューファンドランド ニューファンドランドの近海は、世界でも有数の漁場だったが、最近は漁業がすたれ、ツーリズムの活性化に力が入れられている。 素朴で非常にフレンドリーなことで知られているニューファンドランドは、商業化が進んだ観光地を離れ、ひっそりと流れる時間に包まれて旅愁に浸りたい人におすすめのスポットだ。


ニューファンドランドの見所

哀愁のニューファンドランド セントジョン
北米の英語圏でも最古の都市のひとつで、ジョージ・ストリートは一日のほとんどが歩行者天国で、北米有数のパブ密集地となっている。

哀愁のニューファンドランド ガボットタワー
ジョン・ガボット400周年を記念して州都セントジョンズのシグナルヒルに建設された。

哀愁のニューファンドランド ランス・オ・メドー国定史跡
ノース人の入植地を建設した海岸沿いの地

哀愁のニューファンドランド グロスモーン国立公園
ユネスコ世界自然遺産。その複雑な地質学的特徴と特筆すべき風景で有名。

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