A: カナダで看護師として働くには、カナダの国家試験を受けてRegistered Nurseの資格を取らなければなりません。すでに日本で看護師の資格を持ち働いている経験をお持ちですので、基準となる資格はお持ちですが、英語力が無ければRegistered Nurseのテストが受けられません。そこで、まずは、専門学校でRegistered Nurseの受験準備英語コースを取る事をおすすめします。

通常、専門学校が行っているRegistered Nurseの受験準備英語コースの受講資格は、
①看護師の学位を持ちその国で看護士として登録していること、
②TOEFL500以上で学校の面接にパスすること、
③看護師として働いた経験があること（学校により求められる経験の度合いが異なります）などで、
コースの長さは1年ぐらいです。

Registered Nurseの受験準備英語コースを修了したら、在住している州で看護師登録をします。州により登録基準や内容が異なりますが、BC州を例に取ると、看護教育歴、臨床経験、英語力を申請して審査にパスすると登録されます。登録に際しては看護学校の成績証明や勤務した病院の証明書（英文）が必要です。登録後 2ヵ月の間に語学試験を受け、合格すると10ヵ月の仮免許が交付されます。この仮免許の有効期間中に国家試験を受けることになります。国家試験は年4回行われ、2回不合格になると再度資格審査を受けることになります。

A: ひと月＄2000（約16万円）くらいです。
留学の際にかかる費用は、大きく3つに分類できます。
・学費
・滞在費
・その他

どの学校に通うかにより異なりますが、学費はどの学校も＄1200～＄1400程です。
別途入学金、テキスト代などがかかります。

滞在費はホームステイの場合、ひと月に大体＄800ほどかかります。

その他、航空券代、留学生保険などもかかります。 航空券代は安いときで往復6万円ほど、留学生保険はひと月4000円ほどです。

学校などによってはプロモーションなどで学費が安くなることもございますので、 詳しくは留学カウンセラーなどに相談してみて下さい。

A: 通常、どこの学校にも授業料の返金ポリシーがありますので、まずは学校に尋ねてください。同時に、学校の情報を教えてくれた留学エージェントにも連絡し、学校に交渉してもらってください。学校はつねにエージェントから生徒を受け入れていますので、ご自分で交渉するよりも有利にことが運べます。ただし、学校側がすでに受け終わった授業の料金や登録費を返金することはありません。
良質なエージェントであれば、自社の責任であったことがわかった場合は、それなりに対応してくれるはずですので、どの点に間違いがあったのかを話し合ってみてください。

A: 英語力があれば可能ですが、はじめは英語力をつけることをオススメします。
大学の授業についていけるくらい英語力があれば直ぐにでも大学へ入学手続きを取ることが出来ますが、 通常は半年程度、ESLなどで英語力を高めることからはじめられることをオススメします。

その後大学付属のESLなどでアカデミックな英語力を磨かれて、大学の授業についていけるように なった後、大学への進学となりますが、留学生の場合ははじめから希望の大学に入学するのではなく、カレッジなどで基礎科目の単位を取得した後に、大学をトランスファーして希望の分野を履修する学生の方が多いです。

A: 大学付属の英語クラスの利点は、大学の諸施設が使えて大学のキャンパスライフを体験できることです。 しかしその反面、大学編入準備が目的なためアカデミック色が濃く、手軽に英会話を学ぶ雰囲気ではなく、 クラス当たりの生徒数も多いです。

大学の英語クラスですのでもちろん受講生にカナダ人はおらず、クラスメイトはすべて留学生ですから、 クラス内ではカナダ人との触れ合いは期待できません。

大学に編入することが目的である場合は、大学付属の英語学校やカレッジのESLコースがおすすめですが、 英会話をマスターすることが目的な場合は、むしろ、語学学校をおすすめします。英会話は、学問として学ぶ というより、楽しく学ぶことが大切です。

また、英会話をマスターする上では、クラスの外でどれだけ積極的に英語を使って練習するかが非常に大きな ウエイトを占めています。ですから、語学学校で基本を楽しく習い、放課後や週末はカナダ人と積極的に付き 合うように自分で努力してください。英語環境のなかで積極的に1年間行動すれば、英会話力が見違えるよう に上達します。 しく過ごす中で自然に英語に触れる機会も与えてくれるので、特に留学を始めたばかりの人 にはおすすめです。留学生活に慣れてきたら、学校のアクティビティで行った公共施設のプログラムなどに 自分で参加するとよいでしょう。きっと地元のカナダ人と触れ合う機会ができて、英語もぐんと上達します。