トロントの夏の幕開けとなる大イベントが、レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダーたちの権利を主張するゲイ・セレブレーションだ。トロントのゲイ・セレブレーションはサンフランシスコに次いで世界第二の規模をもち、ゲイ関係だけでなく、ストリートフェア、ライブエンターテイメント、ファミリープログラム、アーティストショー、出店、コミュニティーのプレゼンテーション、フードショップなどが一同に参加するので、毎年100万人以上が集まる大イベントになっている。

今年のゲイ・セレブレーションは6月21日～30日までで、目玉は6月29日のレズビアンパレードと最終日のゲイパレード。最近では、一般企業、政治家、プロスポーツ選手なども参加し、ますます規模が大きくなっている。パレードの中には刺激的なものもあるが、ユーモアたっぷりのコスチュームやクリエーティブなものもたくさんあって面白い。パレード参加者の中から、ベストコスチューム賞、ベストスペシャルエフェクト賞、ベストフロート賞などが選ばれる。パレードは、Bloor Street East とChurch Streetから始まり、Yonge Street, south から Gerrard Streetに向かい、またChurch Streetに戻ってくる。

ゲイに賛成な人も、ゲイにあまり賛成じゃない人も、難しい話は抜きにしてトロントの夏の一日を楽しみたい人は、Bloor Street East とChurch Streetに集合！