今井さんがカナダに留学しようと思ったきっかけを教えて下さい。
日本で幼稚園の先生をしていて、海外の幼児教育に興味を持ったので学びたいと思い留学を決意しました。大学の時にオーストラリアへ１ヶ月ほど行ったことがあったので、治安もよく人柄も良いと聞くカナダに行ってみたいと思いカナダを留学先に選びました。

カナダでの生活で楽しいこと、大変なことは何ですか？
いろんな人に出会えること。バンクーバーは日本人が本当に多いですが、いろんな国の人と出会えるのはもちろん、日本各地の人と知り合えることも楽しんでいます。大変なことは、高カロリーなおいしいものがたくさんあることですね（笑）

バンクーバーの生活にはすぐに馴染めましたか？
実際にバンクーバーに来てみて、人柄の良さと馴染みやすさ、そして住みやすさは聞いていた通りだと実感しました。バンクーバーは少し日本の出身地に似ているところもあり馴染みやすかったです。ですが１ヶ月目あたりに友人や家族恋しさにホームシックに陥りました。そんなときは日本から同じ時期に到着し、同じようにホームシックになっていた友人とご飯に行くことで励まされました。普段は多国籍の友人たちと一緒にいますが、こういうときは同じ国の友達がやっぱりいいですね。

今井さんの最終目的はカナダの幼児教育を学ぶことですが、その為に今は英語の習得を頑張っているんですよね？
はい。私は英語に向きあうのが高校時代ぶりだったので、英語はほぼ初級からのスタートでした。ですが今通っている学校は先生が皆面白く、大げさなジェスチャーなどを取り入れ、生徒が飽きないように工夫されている授業が多いので楽しみながら英語を学んでいます。また、自分自身でも先生や友人、そして授業中に出てきた分からなかった単語やフレーズを書きとめ、帰宅後に調べたり復習するように心がけていることで着々と英語力は上がっていると思います。あと違う受講レベルの友達、そして国籍が違う友達といっしょにいると、その国々で言い回しに癖って有ると思うんですが、それをシェアすることが出来ますし教えあいも出来るので常に勉強になっています。日本では触れられなかった英語の勉強法に出会い、とても充実した日々を送っています。

今井さんの今後の目標をお聞かせ下さい。
しっかりと英語力を伸ばした上でカレッジに編入し、カナダの幼児教育を学びたいです。そして近年幼稚園でも英語を教えるところが増えてきているので、その様な英語を使う幼稚園で海外の幼児教育の知識を活かしながら幼稚園の先生として働いていきたいです。また、今バンクーバーにある日本語学校の幼児部でボランティアをしているのですが、子供が楽しく学べる環境を作ることの大切さ、そして先生自身が楽しまないと子供も楽しめないということを改めて実感しているので、これを忘れずにいたいと思います。