カナダ留学体験談
留学相談

矢印  カナダジャーナルインタビュー

紙谷哲平さん

趣味を通して国際交流が出来た時に
英語を学んできて良かったと心底思えた
紙谷哲平さん 
KGIC卒業

紙谷哲平さん

大学卒業直後に留学に来た理由を教えて下さい。
大学の時から英語習得や留学、海外で働いてみることに興味があったので、卒業後は迷わずワーホリの申請をしました。自分は登山が趣味なんですが、カナダには登り応えのある山が多いという理由で渡航先をカナダに決めました。登山を通して出会う世界中の登山家と交流したい、というのも留学を決めた理由だったので、留学に行くと決めてから英語の勉強も始めました。自分はリスニングが苦手という意識があったので音読筆写という本を買って英語の勉強をしました。その本にはCDがついていて、流れてきた文章を聴きとって音読し、その後書き取りする、という訓練をする内容で、慣れてくるとその方法も身につきました。そのおかげで語学学校でも自分にあった英語の学び方自体を探すところから始めるのではなく、最初から効率よく学べたかなと思います。

カナダで大変だったことはありますか?
ホームステイ後にはシェアハウスを転々としたのですが、シェアメイトが皆多国籍で文化の違いに慣れるのにちょっと大変でした。シェアをしていた中国系の方は神経質だったし、メキシカンのルームメイトは食器のスペアが無くなるまで食器を洗わないので、洗ってあげたら洗ってくれるのが当たり前みたいになってしまいました。その点以外はとても面白く、いつも家では楽しかったので良いのですが。あとはやっぱり英語でしょうか。仲のいい日本人同士でも英語で話さなくちゃいけないとは頭ではわかっているのですが、中々切り替えが出来ず、押し切ることが出来なかったのが心残りです。来週からホワイトホースに引っ越すのですが、向こうでは24時間英語という環境に身を置きたいと思います。

紙谷さんの今回のご渡航のもう一つの目的は登山とのことですが、目的は果たせましたか?
登山の目的にも3つありまして、1つはロブソンという山やカナダ西部近郊にある有名な山に登るということ、2つ目はひと月に1つのペースで小さい山や氷山に登ること、3つ目はアラスカに有るマッキンリーという山に登ることだったんですけど、マッキンリーはまだ今からなんですよ。登山を通してカナダならではの経験はたくさん出来ました。一番思い出に残っているのは、ロブソンに登山に行った時ですが、ビジターセンターのレンジャーさんがとても暖かく迎えてくれ、宿と食事も用意してくれて、なんと講演会のトピックに自分のことを挙げてくれたんです。また、山の話で思い切り盛り上がることが出来たので、この時ほど英語を学んできてよかったなと思ったことはありませんでした。あとロブソンを離れる時はヒッチハイクを試みたんですが、5時間粘っても誰も止まってくれなくて。もう諦めていた時に自然大好きなフランス人とイタリア人のカップルに出会い、ジャスパーまで乗せてくれた道中色々な話で盛り上がれたのも良い思い出です。

今後の目標をお聞かせ下さい。
来週からバンクーバーを離れ、ホワイトホースに引越しします。
そこで登山以外の目的であった、英語オンリーの環境で働くということに挑戦したいです。そして自分の中で自信を付けたいですね。ワークビザ取得などにも興味はありますが、まずはお金をためて、念願のマッキンリーに挑戦したいです。

  編集長から紙谷さんへ
マッキンリー登山、成功をお祈りします!カナダは僻地に行くと本当に人が少なくなり、特に山道などでは、何時間歩いても人っ子一人いない場所だらけですから、行き先を宿泊先に伝えておくとか、携帯のバッテリーを常に受電しておくとか、防寒用に下着や靴下を余分にもっていくとかなど、十分な準備をしてくださいね。

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