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矢印  カナダジャーナルインタビュー

森華南子さん

世界を独りで周って見えたもの
森華南子さん

森華南子さん

世界一周をされたということですが、なぜ世界一周をしようと思われたのですか?
1年をかけて世界を旅していました。全部で20カ国ほど周ったと思います。実は最初から世界1周をしようと思っていたわけではありません。始めはバックパッカーでタイに1人で行ったのですが、そこで、回っているうちにいろいろな人からたくさんの国の話を聞くことができ、「うらやましい」という感情から「私もやりたい」という感情に変わり、ただひたすら国を周っていました。そして気づいたら、世界を1周していたという感じです。
インドやエジプトヨーロッパはクロアチアやハンガリーなどのメジャーではない国にも行きました。南米ではボリビアやペルーなども行き、本当に満足できた旅になりました。もちろん新しい場所に行く時には、恐怖心しかありません。言葉も通じない、行き方もわからない状態で手探りで次の街を目指していくのですが、危ない思いをしながらも次の街に到達した時の達成感は、何にも変えることができないほど嬉しいのです。この達成感を味わいたくて、いろいろな国へ行きました。

世界1周して学んだことは何ですか?
子供の頃から好奇心は旺盛なほうでしたが、とにかくやってみるということを学びました。興味が湧いたものにはまずは経験してみようと思っています。もちろん、やりたいこととの中には自分の力でできないことも多くあります。しかし、できない事は恥ずかしいことではありません。自分が選んだ道がベストであるという自分の信念を持っているので、何を選択しても成功なんだと思っています。また、英語でも会話ができないという国もたくさんありました。現地の言葉しか話さないような方々に対して途方に暮れたこともありますが、何かを伝えるのは言葉だけじゃないということを考えるようになってからは、日本語で話をすることもありました。言葉の出し方だったり、表情であったり、ジェスチャーであったり自分の感情を伝える手段は言葉以外にもたくさんあるということを身をもって学びました。そう思えるようになってからはとにかく思っているだけではなく、どんな時でも声にするようにしています。
また、当たり前のものがありがたいと思えるようになりました。日本の家族もそうですし、日本が安全だということもありがたいと思えました。いつもドミトリーを使っていましたが、相部屋なので貴重品も寝ている時ですら肌身離さず持っていなければなりません。旅行が終わり日本に帰った時には家で安心しきったのか20時間も寝続けてしまいました。 これは自分がいろいろな環境を見たことで、客観的に自分の位置を確認できたからだと思います。

今後の目標は?
まずはスペイン語を勉強して、南米大陸を旅したいです。スペイン語は全く知識がないゼロの状態から学んでいるので、学んでいるすべてが新しい発見です。昨日できなかったことが、今日できるようになり、それが明日には当たり前になっていく。こんな感じで人が成長できるんだと日々実感しています。いつも自分ができる身近な目標を立てています。スペイン語であいさつをして返事されたい、値切りたい。これができるようになると、次のステップの新たな目標を立てていきます。自分がやりたいと思ったことはやれるんだと感じるようになりました。 南米大陸を制覇したら次は南極に行ってみたいです。
今後は英語を話せるようになり、もっとたくさんの人から情報を得て、自分の知らない世界へ飛び込んでみたいです。

  編集長から華南子さんへ
森さんの考え方は非常に共感できますね!英語の勉強が目的ではなく手段になっているので英語力もすぐに伸びていくのでしょうね!
「自分が選んだ道がベストであるという自分の信念を持っているので、何を選択しても成功なんだと思っています」に、実際に体験を通じて何かを会得した森さんの自信が感じられます。 何事にもチャレンジして、いろいろなことを吸収していく森さんはきっとこれからもずっと成長し続けることと思います。頑張ってくださいね!

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