“期待が大きいほどハッピーじゃなくなる度合いが大きい。ありのままを受け入れる気持ちが強ければ強いほど心が穏やかになる。” マイケル・J・フォックス
アルバータ州・エドモントンにて生まれる。15歳からカナダのテレビに出演するようになる。18歳でアメリカへ渡り、4年後、主役のアレックス・キートンを演じたテレビドラマシリーズ『ファミリータイズ』のヒットにより一躍全米に顔が知れ渡る。
映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズの主人公マーティ・マクフライを演じ、同シリーズの大ヒットによりハリウッドスターの仲間入りを果たした。
その後も『摩天楼はバラ色に』などのコメディ映画に出演するなどコメディセンスに定評があり、エミー賞コメディー部門主演男優賞では『ファミリータイズ』で3回(3年連続)と『スピン・シティ』で1回、計4回の受賞歴がある。
1987年、30歳の若さでパーキンソン病を発症。1990年頃から発症の兆候が見られ、病を隠しながらも、自らプロデュースに参加し主演もつとめたテレビドラマシリーズ『スピン・シティ』などに出演を続けるが、1998年に病気を公表、2000年には『スピン・シティ』を降板し俳優活動から退いた。その後パーキンソン病の研究助成活動を始め「マイケル・J・フォックス パーキンソン病リサーチ財団」を設立。また自らの生い立ちやパーキンソン病との格闘を綴った自伝『ラッキー・マン』(Lucky Man) を発売し、国際的にベストセラーとなった(売上は全て同財団に寄付されるという)。
俳優活動から退いた後『スチュアート・リトル』などのアニメ映画の声優などを行っていたが、2004年アメリカのテレビドラマ『Scrubs』へのゲスト出演でテレビ復帰。
日本では2006年4月28日放送のフジテレビの「金曜エンターテイメント」の『人体再生ロマンSPもう一度抱きしめたい』の番組内で、自伝『ラッキー・マン』を題材にした再現ドラマが放送された。
また、2010年からは弁護士のドラマ『グッド・ワイフ』の第2シーズンより準レギュラーで出演している。ケニングと言う神経疾患で運動機能の障害を持った弁護士の役で、フォックス自身のパーキンソン病が役の上に投影されている。
2013年9月より約13年ぶりの主演テレビドラマ・『マイケル・J・フォックス・ショウ』の放送が開始された。(ウィキペディア)
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