“人種偏見の壁をはじめて取り除いたのは音楽だった。音楽は一緒にプレイするときにお互いに好きにならなければならない。人種偏見があったらそれができないからね・・・”
“協奏するには、自分が弾く楽器だけじゃなく、一緒にプレイするすべての楽器について詳しく知ることが必要だ。それがジャズだよ” オスカー・ピーターソン
1925年8月15日 - 2007年12月23日。カナダ、ケベック州モントリオール出身のジャズ・ピアニストで作曲家。
スイング期の流れを汲む奏法にモダンな和声感覚を取り入れたスタイルで、ジャズ界きっての超絶技巧を誇り、88鍵をフルに使いこなすダイナミックな演奏と流麗なアドリブから、「鍵盤の皇帝」の異名をとる。ミスタッチのほとんど無い極めて強靭なタッチと明快でハッピーな演奏が身上。ベーゼンドルファー製のピアノを好む。
1993年に脳梗塞で倒れ、歩く事が出来なくなるもリハビリを重ねた。 その後、まだ左手が不自由ではあったが再びピアノを弾けるようになった。
1999年に第11回高松宮殿下記念世界文化賞(日本美術協会主催)を受賞。左手が不自由ながらも授賞式でピアノを披露する。
2005年8月15日に80歳の誕生日を迎え、トロントのHMVにおいて祝賀会が開かれた。
2007年12月23日夜、腎不全にてトロント郊外のミシサガ市の自宅で死去した。82歳。
(ウィキペディア)
|