カナダ留学体験談
留学相談

矢印  カナダジャーナルインタビュー

中尾奨さん

国際的な環境にいるからこそ得られるものを得て、
夢の実現に向かって頑張りたい
中尾奨(なかお・たすく)さん
PGIC卒業

中尾奨さん

留学したきっかけを教えて下さい
在学中に、入社したいと思える外資系の会社のインターンシップを見つけたいと思ったのが留学を考え 始めたきっかけでした。大学ではマーケティングを専攻しており、将来的にも英語環境でマーケターとして働くのが目標ということもあり、大学院に入って休学して留学に行くことを決意しました。留学に行くと決めてからはアルバイト先などで話す機会が少しでもあれば率先して対応するようにしたり、英語の字幕付きで映画を観るようにしたりして準備をしていました。英語は“興味のあること”なので、勉強も楽しいと感じでいます。

留学に来てから実感していることを聞かせて下さい
最初は英語のせいで自分らしく居ることが難しいと感じていました。 また、“日本人とは話さない、絶対に日本語を話さない”と、頑なに自分へいくつかのルールを課せていたためずっとプレッシャーとストレスを抱えていました。もちろんそのおかげで英語を一度日本語に訳してから英語にまた訳すということもなくなり、英語で考える癖がついてきたと思います。でもそうなってからは別に日本人を避ける事だけがいいとは思わなくなってきました。日本にいたら出会わなかったような立場の人や異業種の人、年齢幅の人たちとの会話は、日本人を含むどの国の人の話も刺激になるし、他の日本人の話を聞いてもっと日本のことを知りたいとも思えました。また、単純にずっと英語の中で日本語を話すことでリラックスも出来たので、いいリフレッシュにもなりますね。 また、外国人と接することで様々な発見もあります。
一番印象的なのは、ディスカッション時に他の国の人たちはかなりアグレッシブに意見をぶつけてきますが、それは別に相手が嫌いなわけではなく、自分の意見を包み隠さず相手に伝えたいその一心ということがわかったことです。相手の人格否定というわけではない、喧嘩して相手を排除するのが目的ではなく、分かり合えるポイントを探るためにぶつけあっている、それがわかってからは、変に気にして傷つくこともなくなり、自分も言いたいことを伝えようとするようになりました。あと、どんなに見た目や普段の行動が不真面目でも、自国のことをよく知っていて誇りも持っている、ということも印象的でした。

中尾さんは現在インターンとしてオンラインマーケティングの会社で就労経験をされているとのことですが、いかがですか?
元々の目標である外資のインターン先への選考に合格するためにも、せっかくカナダに居るのでここでしか出来ない経験がしたいと思い探したところ運良く今の会社に出会えました。 海外のオフィスで働くという空気を実感し、会社の成長のスピード感を体感できているのでとても充実感を感じています。 また、学生ではない、責任が伴う仕事だというプレッシャーのためか、いつも苦手だったリーディングのスキルも向上したと思いますし、仕事中はもちろん、オンとオフの時間の使い方も併せてタイムマネジメントがうまく出来るようになってきたと思うので、この仕事が見つかるまで約1ヶ月半レジュメすら見てもらえないということが続き挫けそうにもなりましたが頑張ってよかったと思っています。

今後の目標をお聞かせ下さい
英語の面で言えば、せっかく国際的な環境にいるので、各国のユーモアを理解し、どの国の人達ともジョークを言いあい笑え合えるくらいまでになりたいです。
そして元々の目標であるインターンシップに必ず参加し、狙っているマーケターポジションに向かって頑張って行きたいと思います。

  編集長から中尾さんへ
おっしゃる通り、欧米では本音を言い合って議論することが「和」を乱したり、失礼なことと取られることはありません(もちろん議論する内容に限度はありますが・・・)。しかし、「何を言うか」、よりも「どう言うか」が、相手に与える印象を大きく左右してしまうことがよくあります。具体的には、自分が意図することを適切な言い回しで表現できるかどうかですが、それにはできるだけ多くのディスカッションに参加することがとても良い練習になりますから、ぜひ、今後も友達などとディスカッションを続けてください。ディスカッションした後で、自分が使った英語に対するフィードバックを相手からもらえると、とても役立ちますよ。

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