スターバックスは 今でこそ世界中にストアをもつスーパーカフェになったが、もともとはバンクーバーのお隣、アメリカ・ワシントン州シアトルに生まれた小さなコーヒーショップだった。そのスターバックスが、1987年2月に、初めて国外に出した店がバンクーバー店だった。
シーバスと呼ばれる市民の足であるフェリー駅構内に出来た小さな店で、それが、あれよあれよと言う間にバンクーバー中に広がり、スターバックスが世界に伸びるきっかけになった。
現在、世界中に13,000軒以上のスターバックスがある。そのうち729軒がカナダにあり、バンクーバーのダウンタウンには87軒ある。
スターバックスのオーナーであるシュルツさんは、「バンクーバーでの成功がなければ、国外に進出するプランは立ち消えになっていただろう」と話している。
スターバックスに並んでバンクーバーで人気があるのが、ブレンズだ。ブレンズはバンクーバーで生まれた会社で、日本をはじめ35カ国にストアをもっている。 カナダでは、朝の通勤時間、オフィスに向かう多くのオフィスワーカーたちが、コーヒーを片手に歩いていくのを目にする。