[2020年版]カナダ・バンクーバー花粉症事情・対策

2020年2月14日
花粉症で悩まされる少年。画像は Freepikより。

花粉症で悩まされる少年。画像は Freepikより。Allergy concept. Little boy is blowing his nose near blossoming flowers.

春の足音が聞こえそうな2月の時期、日本では花粉症の季節の始まりと、いわれていますが、カナダはどうなんでしょうか?

残念ながらカナダもあります。

日本ではスギ花粉で引き起こす花粉症が非常に流行っておりますが、スギは確かにカナダにはあまり見かけません。

ですが、世界第2位の国土面積を持つカナダです。世界の森林面積の10%がカナダ国内にあります。

それだけ、スギ以外の木々の花粉をまき散らしております。

カナダでも季節的なアレルギー症候群(Seasonal allergies)として社会問題にもなっており、スギ花粉とは違う花粉症で悩める人々が少なくありません。

自然が多い分だけ、花粉症のリスクも多いわけです。

花粉症は英語でなんていうの?

花粉症は英語で以下のように言います

和英辞書では、『hey fever』の方が有名ですが、日常会話で使うのであれば、そのまま『pollen allergy』がよいでしょう。ロッキー山脈を越えた東からオンタリオにかけての内陸は、意外と『hey fever』で通じます。それだけ、農地が多いので、干し草でアレルギー症状を起こします。

花粉症原因の花粉

芝生、木々がある公園 画像はFreepikより

芝生、木々がある公園。バンクーバーのどこか。画像はFreepikより

下記の表が、カナダでアレルギー源となっている主要な花粉です。

樹の名前英語名分布エリア花粉飛散時期
ハンノキAlderBC州に多い2月中旬から6月中旬にかけて
ヒノキCypress太平洋側に多い12月から5月にかけて
シダーCedarBC州に多い3月後半〜5月末にかけて
ジュニパーズJunipiersカナダ西部に多く分布3月後半〜5月末にかけて
イチイYew太平洋側に多い3月後半〜5月末にかけて
ヘーゼルナッツHazelnut北米全土に分布1月〜2月にかけて
楓(メープル)Maple東部に多いが、全国的に街路地でよく植えられている4月から5月中旬にかけて
ポプラPoplarカナダ全土3月中旬から4月中旬にかけて
ナラ(オーク)Oakカナダ全土的にあるが、厳密に言ったら東部と西部は若干違う5月
カバノキBirch東部に多い3月末~5月
ブタクサRagweed花粉症で問題になるのは、オンタリオ州とケベック州に広く分布している。8月から9月にかけて
Grassカナダ全土(住宅、公園がある所)4月から7月にかけて

カナダの国旗の象徴となっているメープルも、立派な花粉症の要因となっております。

ここで、1つ気をつけないといけないのが、『芝生』です。

カナダでは、『芝生』も街の中の緑地面積を増やすために、あちらこちらの住宅、歩道、公園などに植えられてます。おそらくそれは日本の数倍あります。

残念ながら、これらも、6月がピークで多くの花粉を飛散させて、アレルギーで悩まさせる人を増やす要因となっております。

特に換気が十分でないベースメントなどの住居にお住まいの方は、カビ胞子(Mold/Fungal spores)にも気をつけるべきでしょう。これも花粉症と似た症状のアレルギーの要因となっております。

アレルギー症状の仕組み

花粉の種類で花粉症を起こす起こさないはありますが、日本もカナダもアレルギーを起こす仕組みは同じです。

花粉やハウスダストなどのアレルゲンが体内に侵入すると、それを除去しようと体内で抗体が作られます。再びアレルゲンが入ってきますと、アレルギー症状の原因物質であるヒスタミンが放出され、その作用により鼻炎や鼻のムズムズ感、目のかゆみなどのアレルギー症状を起こします。これらの症状は、体が異物を取り除いたり、これ以上入ってこないように防御しようとしている証なのですが、これが多くの人を悩まさせています。

花粉症対策

アレルギーの治療イメージイラスト Freepikより

1. 花粉を避ける

頻繁にうがい、手洗い、洗顔をし付着した花粉を落とすように心がけましょう。室内は、空気清浄機などで家の中の飛散を防ぎ、窓を開けて部屋を換気したい場合は、花粉の少ない日・時間に行いましょう。

頻繁に部屋の中を掃除をし、外出時にはサングラスをかけるようにこころがけるのもよいでしょう。

マスクはカナダでは一般的でないので、使用するのは気がひけるという人が多いが、効果的ではあります。

残念ながら、今この記事を投稿している時は、他の問題でマスクの入手が難しくなってきております。

2. 抗ヒスタミン薬を服用する

花粉症状の原因、ヒスタミンを抑えてくれるのが「抗ヒスタミン薬」です。放出されたヒスタミンをブロックする第一世代の薬や、抗アレルギー作用もある第二世代の薬など、多くの市販薬が販売されています。

これらの市販薬は、日本で購入するよりかは、比較的に安価でお近くの薬局で入手できます。

カナダの薬局で買える抗ヒスタミン薬リスト

名前画像補足価格
BenadrylBenadryl アレルギー薬のパッケージ箱ヒスタミンを抑えてくれる作用と抗アレルギー作用が含まれる。12粒: $8〜$10
ClaritinClaritin 抗アレルギー薬 市販品ヒスタミンを抑えてくれる作用と抗アレルギー作用が含まれる。24時間効、30タブレット: $26〜$30
AllegraAllegra24時間 抗アレルギー市販薬ヒスタミンを抑えてくれる作用と抗アレルギー作用が含まれる。24時間効、30タブレット: $26〜$30
ReactineReactine 24時間 抗アレルギー市販薬ヒスタミンを抑えてくれる作用と抗アレルギー作用が含まれる。24時間効、30タブレット: $25〜$30
AeRIUSAeRIUS 抗アレルギー市販薬 20タブレットヒスタミンを抑えてくれる作用と抗アレルギー作用が含まれる。24時間効、30タブレット: $33〜$35

これ以外にも、その販売店のプライベートブランドの市販薬もあります。

例:

こういったブランドの薬品は、他のブランドの薬品より一回り安くお得です。効果もそんなに変わらないそうです。

とはいえ、市販薬でも副作用の可能性もあり、それも人によって異なります。風邪が長引いているのか花粉症なのかなど判断がつかないことも多いです。

一番の改善方法はやはりお医者さんに診てもらい、症状に合ったお薬を処方してもらうことです。

日本のように耳鼻科がありませんので、お近くのWalk-in Clinicで相談されるのがよいでしょう。

3. その他

アロマハーブティー健康食品運動方法などとGoogle検索をすれば、いろいろな方法が紹介されてきますが、効果があるかどうか、不明です。ご自身の責任で試してくださいね。

まとめ

フレッシュなエアを味わう女性。画像はFreepikより

フレッシュなエアを味わう女性。画像はFreepikより

カナダでは、花粉症がないと誤解されがちですが、植物がある所では、何かしら花粉症があります。

日本で花粉症に悩まされている人も、悩まされていない人も、カナダでも花粉症にかかることは少なくありません。しっかりと対策をしておきましょう。

また、カナダでもちゃんと花粉症注意報をお知らせしてくれるウェブサイトがあります。

他の街はそれぞれのサイトで、検索をしてみてください。

しっかりと対策をして、皆様が、カナダ留学やワーホリ生活を少しでも多くの時間を快適に過ごせるように願っています。

ブログ一覧に戻る

CONTACT
お問い合わせ

LINEでお問い合わせの場合は、送信ボタンの下をご参照ください。

LINEで無料相談

LINE上で、お問い合わせ、相談も承っております。

下のQRコードからお友だち追加後、チャットで声をかけてください。
カナダ留学ならカナダジャーナルお問い合わせ用LINE@

上ボタンをクリック、もしくは『@canadajournal』(@マークも含めて)でID検索をしてお友だち追加してください。

担当者がログイン後、お応えします。

         メープルリーフ装飾 SVG
メープルリーフ装飾 SVG
メープルリーフ装飾 SVG
         メープルリーフ装飾 SVG