【2020年】バンクーバー（BC州）の最低賃金について

カナダでの就労を検討している人は要チェック！！！

2020年6月1日、BC州は最低賃金を1時間あたり$14.60上げました。

これは、現在蔓延しているCovid-19パンデミック対策とは関係なく、数年前から予定されていた最低賃金改定で、予定通り実施されました。

州ごとに違う最低賃金？？？

日本では都道府県ごとに最低賃金が異なるように、カナダでも州ごとに最低賃金が設定されております。

日本人渡航者の多いバンクーバー（British Columbia、BC州）は、なんと最低賃金、現在、1時間あたり$14.60!!!

CAD$1=78円くらいなので、おおよそ¥1,130が最低賃金となっています。

8時間働けば、$117弱（9000円）強は、最低でも稼げます。

（＊但し税金、保険料金などはここから省かれます。それは、日本と一緒です。）

実際は、職種によっては、その最低賃金が定められています。詳しくは、BC州政府ページをご参考に。

https://www2.gov.bc.ca/gov/content/employment-business/employment-standards-advice/employment-standards/wages/minimum-wage

州ごとの最低賃金の一覧は以下のとおりです。

州/準州	最低時給	更新日	補足
Alberta	$15.00	2018年10月1日
British Columbia	$14.60	2020年6月1日
Manitoba	$11.65	2019年10月1日
New Brunswick	$11.70	2020年4月1日
Newfoundland and Labrador	$12.15	2020年10月1日	その前は$11.65
Northwest Territories	$13.46	2018年4月1日
Nova Scotia	$12.55	2020年4月1日
Nunavut	$13.00	2016年4月1日
Ontario	$14.25	2020年10月1日	その前は$14.00
Prince Edward Island	$12.85	2020年4月1日
Quebec	$13.10	2020年5月1日
Saskatchewan	$11.32	2019年10月1日
Yukon	$13.71	2020年4月1日
※参照: Current And Forthcoming Minimum Hourly Wage Rates For Experienced Adult Workers in Canada at Government of Canada http://srv116.services.gc.ca/dimt-wid/sm-mw/rpt1.aspx

他の州と比較してもBC州の最低賃金は高い方ですね。

カナダの最低賃金は物価の上昇に合わせて、上昇傾向にあります。

バンクーバーがあるBC州を例に上げてみると

2021年6月1日には$15.20となる予定です！

（ただし、Covid-19の経済の影響次第）

トロントがあるオンタリオ州は、去年は上昇をやめましたが、今年から再開し段階定期に$15へ持っていく予定だそうです。

アルバータ州は数年前から2年前から割いて時給は$15.00となっていますが、もともと物価が高い州なので、さらに上がるかもしれません。

ただ、Covid-19の影響で経済を安定させる事を考えると、予定とされている賃上げも休止させる可能性もあります。

詳しく確認したい方は各州政府のサイトを確認することをオススメします。

まとめ

最低賃金は、地域によって、業種によってバラバラです。また、同じ州内でも都市部で需要が高い分野は、賃金が高めに合ったりします。

ただ、日本人で英語を使わない環境は、比較的に最低賃金のことろで低迷していることもあります。

逆に、社内、社外ともに英語を多用する環境であり、技術系の職種は平均賃金が高い傾向です。

どちらにしろ、渡航後をイメージして留学の予算を組むことも重要です。

是非上記最低賃金情報も参考にしてみてください。