8月の祝日BCデーとは?タイトル画像
今週末の8月3日(月)がBC州はブリティッシュコロンビアデー(British Columbia Day、祝日)のため、8月1日(土)、8月2日(日)と合わせて連休となります。
本来ならこの土日は、バンクーバー花火大会の最終日(土曜日)、LGBTQの祭典『プライドパレード』(日曜日)、日系コミュニティのお祭り『パウエルストリート祭』(土日)、他多数のイベント盛りだくさんですべて回りきれないほど忙しくなるはずだったのですが、
Covid-19(新型コロナウイルス)パンデミックで、すべてがキャンセル、もしくはオンラインで開催となりました。
何十年ぶりかの静かさが漂う8月第一週末がやってこようとしています。
とはいっても、コロナ規制解除もフレーズ3に移行しており、ホテルも宿泊客を受け始め、キャンプサイト徐々にオープンしており、州内のレジャーが活動がわりとできるようになってきています。野外活動場所、公園とかには人が集まるのではないかとみています。
さて、この月曜日にブリティッシュコロンビアデー通称『BCデー』について、話して行きます。
「BCデー」とはブリティッシュ・コロンビア州の多文化を祝うために、8月第1月曜日を休日とすることが、1996年に設定されました。
ちょうどこの時期は夏のイベントが多く行われる時期でもあり、他の州も同じ日祝日と定めているため、カナダ全国的に短い夏の合間の連休として、受け入れられています。
また、多文化を祝うこともあって、日系の祭りパウエル祭やLGBTQのプライドパレード、他の各地域でのコミュニティ的な祭りもこの週末に多く行われます。というか、この祝日直前の土日に行われます。今年は8月の最初の週末ですが、8月1日もしくは8月2日が月曜日の場合は、これらのイベントは7月末になります。
この月曜日は、カナダでは総じて、『シビックホリデー(Civic Holiday)』と呼ばれて、州ごとに命名されています。
オンタリオ州だけ、地域によって、呼び名が違います。この点はオンタリオ独自の文化が現れていますね。
ケベック州、ニューファンドランド・ラブラドール州、ユーコン準州は、また別の日を別な呼び方で、祝日があり、この日を得に祝日としていません。
面白いことに、バンクーバーのほとんどのイベントが、この月曜まで続きません。その前の日曜日で終わります。夏のイベントが7月後半からこの時期まで色々とあるのですが、この日に行われるイベントはあまり耳にしません。
ちょうどイベント続きみなさん疲れきったところの一休み的に、この祝日があり、わりと重宝されています。
バンクーバーだけかもしれませんが、この週末後は気温が若干下がりはじめ、曇りがちの天気がふえてきたと感じるようになります。実際に天候が悪くなるのかは不明ですが、夏の暑さのピークは例年この頃までです。
また、連休後は9月から始まる学校のため、『Back to School』というセールス期間となり、学生さん、子どもさんがいらっしゃる家庭は、学校の準備で忙しくなります。他のイベントも秋を感じさせるものが増えてきます。
みなさん、この素敵に快晴が続く、全く蒸しむししない夏を堪能してくださいな。
ソーシャルディスタンス、マスク着用、手洗い頻繁はもちろんですが、
日よけ・乾燥対策もしっかりとおこなってくださいね。良い週末を!
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