広大なイチゴ畑と夏の青空 |
今年も恒例のストロベリーピッキングに行ってきました。ストロベリーピッキングとは?すなわちイチゴ狩りのことです。
日本でイチゴというと春のイメージですが、バンクーバーでイチゴと言えば初夏のフルーツの代表格です。
あっという間にかごいっぱい |
バンクーバー近郊には、いくつかイチゴ狩りができるファームが点在しています。畑がある通りを車で走るとU-Pickと書かれたサインをよく見かけます。
今回、私たちがU-Pickしに行ったのはリッチモンド市の南、ラドナーにあるWestham Islandと呼ばれる小さな島です。 ここは、フレーザーリバーの河口に位置する中州の島で、肥沃な土地を利用して島の大部分がファームになっているんです。
島の通りには大きなトラクターが走り、放牧された馬や羊がのんびりと昼寝する姿があちこちで見られ、ずいぶんと田舎に来たような気にさせられます。
でもバンクーバーから車で1時間ほど、我が家からなら約30分ほどで着いてしまうんですよ。
オーナーのセンスが光る
ハーブファーム |
カナダのイチゴ狩りは至って簡単!駐車場に車を止めたら、そのままイチゴ畑へ向かうだけです。入場料なんてものは要りません。
摘んだイチゴを入れる入れ物は、みな持参して来るのが常識です。(忘れた人には貸し出してくれるところもあるようです)
空になった4?入りのアイスクリーム容器を利用するのがポピュラーですが、私は浅くても底が広いかごを利用します。これだと、たくさん摘みすぎて底のほうのイチゴが潰れないから。摘み方はジャム用にヘタを取る方法と、日持ちさせるためにヘタはつけたままの二種類。カナディアンは圧倒的にジャム派が多いような気がします。30分もするとかごの中はいっぱいになり、摘んだイチゴを軽量してもらい料金を払います。今回は1パウンドが1ドル48セント。3人分合計して、13ドルくらい(日本円で約1400円)になりました。
ハーブファームの花畑でU-cut |
イチゴ狩りのお次は、別のファームへ蜂蜜や野菜を買いに行きました。蜂蜜は花の種類によって味がそれぞれ違うので、味見をしてから買います。オーガニック野菜を売っているハーブファームは、廃材や古いキッチンストーブを利用したガーデンがとても洒落ていて真似したくなります。
ここでは切花も自分でU-PickならぬU-Cutできるんです。
他にも、ベリーを使ったフルーツワインを造っているワイナリーがあり、半日くらいはこの小さな島で楽しめます。
次の出番を待つブルーベリー |
さてイチゴ狩りができるのもせいぜい7月初旬まで、8月になると今度はブルーベリー狩りのシーズンがやってきますが、その前に、今回収獲したイチゴを食べたりジャムにする仕事が待ってます。