カナディアンライフ
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雨の日のバンクーバーで世界を食べつくす


椙村 邦子
椙村 邦子 (すぎむらくにこ)さん
愛知県春日井市出身・45歳

バンクーバーに居住して14年。
スキーのインストラクター、歌手、商社派遣社員、通訳などの経歴をもっている。現在はフリーライター。
将来はバンクーバーに住む日本人女性のためのカウンセラーになる夢をもっている。
蒸篭に入ったフィッシュアンドチップス
蒸篭に入ったフィッシュアンドチップス

先月、私の友人たちが、日本からバンクーバーへやって来た。
まだクリスマスデコレーションも始まらないし、大きなイベントがなければ、スキー場のオープンにもまだ早い。まさに1年で一番観光客が少ない時だ。
私が頭を悩ませたのは言うまでもない。友人の一人はバンクーバーに一度来たことがあるが、もう一人は、カナダへ来るのも初めてときている。



いつ来ても活気があるグランビルアイランド・マーケット
いつ来ても活気があるグランビルアイランド・マーケット

「あなたの顔を見に行くだけだから、一緒に飲んで話ができればいいのよ」と、四半世紀以上も付き合いがある友人ならではの優しいお言葉。
しかし、そうは言われても私がリクエストした大量のお土産を抱えてやってくる友人たちをもてなさないわけにはいかない。







やはり、カナダとくればサーモン!やはり、カナダとくればサーモン!

そこで、彼女たちのリクエストを取り入れつつ私が普段行っている地元の行きつけの場所を案内。日本でも話題になったアメリカのドーナツチェーン店、庶民的な韓国料理店やベトナムヌードルレストラン、ロシアンベーカリー工場、カナダにいることを忘れてしまいそうな中国系のスーパーやショッピングモール。さらに北米ならではの大型スーパーとなぜか食べ物中心。しかし、この食べ物中心の地元巡りが二人には好評だった。まあ、二人とも主婦だし、食べることには貪欲だし・・・。そして、最終日には「やっぱりバンクーバーらしいスポットも押さえておかなきゃ」と、UBC方面からキツラノビーチを回り「グランビルアイランド」へ。地元レストランのシェフたちも買い付けに来るというこのマーケットは、いつ訪れても活気がある。当然、ここでも興味は食べものだった。何しろ、カナダは移民の国。日本では珍しい国の料理や、本場と変わらない味が楽しめるところなのだ。

珍しい色とりどりのトマトのサンプル
珍しい色とりどりのトマトのサンプル

かくて、私へのお土産でいっぱいだったトランクは、北米の調味料やエスニック食材など、なぜか食べるものばかりで埋まり。「次回は東欧料理やアフリカ料理ね」と言い残して、二人は無事帰国の途に。そして、私は今クリスマスシーズンに向けて本気でダイエットをしなければと思案中である。

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