世界各国の代表者が集まって「象」についてのシンポジウム行い、象をテーマに論文を発表した。
フランス人が発表した論文のテーマは「象の性生活について」
アメリカ人のテーマは「ホビーとして象を育て、お金も儲ける」
イギリスは「象と大英帝国」
そしてカナダは、「象の面倒をみるのは連邦政府の責任か、州政府の責任か?」
これは、カナダ人の目から見たジョークだが、カナダについてはちょっと説明がいる
まず、カナダには連邦政府を州政府があり、それぞれが責任をなすりつけ合ったり、連邦政府が州政府の希望を聞き入れないことが多いので、国民は間に挟まれてフラストを起こすことがよくある。
また、事あるごとに「救済」をしたがるカナダでは、その度、どこがその費用を負担するかが議論の種になるのだ。
政府に面倒を見てもらうことに慣れているのもカナダ人の特徴だ。これは社会福祉が行き届いていることの副産物であるようで、時として怠け者のレッテルを貼られることもある。
象の面倒を誰がみるのか。