象の面倒は誰がみる?


 

世界各国の代表者が集まって「象」についてのシンポジウム行い、象をテーマに論文を発表した。

フランス人が発表した論文のテーマは「象の性生活について」
アメリカ人のテーマは「ホビーとして象を育て、お金も儲ける」
イギリスは「象と大英帝国」
そしてカナダは、「象の面倒をみるのは連邦政府の責任か、州政府の責任か?」

これは、カナダ人の目から見たジョークだが、カナダについてはちょっと説明がいる

まず、カナダには連邦政府を州政府があり、それぞれが責任をなすりつけ合ったり、連邦政府が州政府の希望を聞き入れないことが多いので、国民は間に挟まれてフラストを起こすことがよくある。

また、事あるごとに「救済」をしたがるカナダでは、その度、どこがその費用を負担するかが議論の種になるのだ。

政府に面倒を見てもらうことに慣れているのもカナダ人の特徴だ。これは社会福祉が行き届いていることの副産物であるようで、時として怠け者のレッテルを貼られることもある。

象の面倒を誰がみるのか。

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日本の美人とカナダの美人はどう違う?


 

美しくなりたいと思うのはどこの国の女性でも同じ。でも、女性が美しく見えるための条件、美しさの基準、美しくなるために使う化粧品などは国によって違う。それでは、日本人女性と北米女性(カナダ・アメリカ)ではどのように違うのだろうか。

*調査によれば、日本人女性は、自分を美しく見せるため服装のセンスを養い、お化粧して髪を染めることに重きを置いている。また、人生においてロマンチックな関係はあまり重要とは思っておらず、マスコミや社会が作り上げる “美しい美人像”からあまりプレッシャーを感じていない。 一方カナダ人女性は、化粧品をあまり使用しない代わりに制汗剤への関心が高く、ロマンチックな関係を保つことが人生の満足度に大きく影響し、マスコミや社会が作り上げる“美しい美人像”に大きなプレッシャーを感じている。 国によって差こそあれ、どこの国でも美人になるには大変なのだ!

女性が美しく見えるための必要条件は?

  カナダ人 アメリカ人 日本人
服装のセンス 37% 53% 63%
体重と体型 43% 46% 49%
ヘヤースタイル 40% 41% 56%
若さ 51% 43% 45%
職業上の成功 44% 43% 40%
セクシーさ 33% 39% 29%
経済的な成功 39% 38% 39%
精神または信仰 38% 62% 37%
メイクアップ 15% 28% 55%

女性を美しく見せると思う化粧品は?

  カナダ人 アメリカ人 日本人
制汗剤 92% 92% 28%
ヘアーケア用品 74% 84% 67%
香水 63% 71% 30%
モイスチャラーザー 79% 81% 21%
フェイシャルケア用品 62% 73% 34%
メイクアップ用品 68% 75% 86%
カラーリング剤 60% 75% 86%
ネイル用品 39% 55% 31%
日焼け促進用品 11% 14% 29%
美白用化粧品 4% 6% 44%

美人の基準につてどう思うか

  カナダ人 アメリカ人 日本人
マスコミや広告が非現実的な基準をつくっている 69% 81% 20%
女性の美しさの基準が非常に狭くなっている 57% 70% 24%
魅力的な美人だけに人気が集中している 53% 59% 31%

美人が好まれる度合いについてどう思うか

  カナダ人 アメリカ人 日本人
母親の時代より美人が求められている 55% 63% 33%
社会が、美人を求めている 59% 75% 13%
美人は男性からより大切にされる 51% 59% 57%
美人は人生でより多くのチャンスがある 28% 44% 39%

女性を幸せにさせてくれる要素は?

  カナダ人 アメリカ人 日本人
家族関係 82% 85% 66%
友人 81% 68% 68%
健康 72% 65% 62%
ロマンチックな関係 59% 62% 16%
精神または信仰 50% 69% 36%
職業上の成功 43% 47% 18%
体重と体型 43% 38% 17%
美しさ 45% 43% 13%
見た目の美しさ 44% 43% 14%
経済的な成功 45% 45% 20%

*The Real Truth About Beauty: A Global Report

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