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カナダの昔を感じるオンタリオの町


セント・キャサリンズ
セント・キャサリンズ
www.st.catharines.com
セント・キャサリンズ

カナダの代表的な観光地として今も昔も有名なナイアガラの滝。そのナイアガラのすぐそばにあるのがセント・キャサリンズです。

セント・キャサリンズの歴史は、アメリカが独立戦争に勝ち、1783年のパリ条約でアメリカ合衆国の独立が認められたことに端を発しています。アメリカが独立したことで、カナダとの間に国境ができましたが、イギリスを支持していた人たちがアメリカを離れてカナダ側に移ることを希望しました。イギリス政府はこれを歓迎し、ナイアガラ半島と呼ばれる広大な豊かな土地をこの人たちに与え、その中心の町として1970年に作られたのがセント・キャサリンズです。

セント・キャサリンズ

この町の名前は何度も変わりましたが、1980年代には、当時の交通機関であった駅馬車のステーションとしてタバーン(Tavern)を作ったポール・シップマンの名前をとり、「シップマンズ・コーナー」と呼ばれていました。




セント・キャサリンズ

タバーンは宿屋と居酒屋が一緒になったもので、地域に住む人たちの情報交換と社交の場でした。セント・キャサリンズのような歴史の古い町には、いまだにタバーンと呼ばれる居酒屋があり、Gentlemenと書かれた紳士用の入り口と、Ladies & Escortsと書かれた「夫人およびエスコート」用の入り口が残っています。


セント・キャサリンズ

現在、セント・キャサリンズは、ナイアガラ半島地域の産業の中心となり、カナダを代表するワインの産地としても広く知られています。セント・キャサリンズでは、このワインを作るワイナリー巡りがお勧めです。なだらかな丘陵に囲まれたワイナリーを回っていると、ナイアガラ半島特有の穏やかな空気に包まれ郷愁に誘われます。ワイナリー巡りの後は、こじんまりしたダウンタウンのタバーンに入ってみましょう。きっと、オンタリオ州の小さな町ならではの、ゆとりとぬくもりに包まれます。

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