バンクーバーで個性的なショップが立ち並ぶMain Streetで、一番オリジナルな服といっていいかわいいブティック、Smoking Lilyを訪問した。

5年半前にオープンしたこのお店には、個性的なグラフィックを施した素敵な洋服、小物、バッグが並ぶ。入った瞬間に、思わず「かわいい！」と言いたくなるようなお店だ。そこはファンタジーともいえる素敵な商品で溢れていた。

お店に並ぶ商品には値段と共に名前もつけられている、 例えば赤色のジャケットは113 Jacket, $215。ピンク色のドレス、Clover point、 $102。緑色のスカーフはSilk Ascot、 $52。グラフィックが施されたバックはCul de saxe、$89。 全てビクトリアに関係した名前がつけらている。Tシャツは＄39から購入可能だ。全ての商品に共通するのは、シンプルな洋服に、かわいいグラフィックをプリントしてあること。虫だったり、トンボだったり、顔だったり。それが見事に洋服とマッチしてとても個性的なファッションルックが出来上がるのだ。また小物も充実していて、財布＄39、虫や鳥の形のスティッカー＄2、などがある。このスティッカーはノートブックに貼る事も出来る。

親切で笑顔が素敵なお店の店員、Erinさんにどのような女の子にこのブティックの服を着てほしいか聞いてみた。
「アートやクリエイティブな事が好きな賢い女性に着てほしいわ」 そんな想いもあってか、この小さなお店には常にファッションに敏感な女性客が絶え間なくやってくる。

Smoking Lily はビクトリアで12年前に始まった。
ファッションデザイナーであり、オーナーであるTrish Tacomaさんは、高校を卒業しただけで、特別なアート学校やファッションデザインの学校を出ていない。でも彼女はいつもクリエイティブだったという。ある日ファッション業界で働いていた彼女は、手作りの服作りに魅せられ、そしてハンドメイドであることをコンセプトにブランドをスタートさせた。
現在、Smoking lily はビクトリア、トロント、カルガリー、その他カナダ国内、バンクーバーのアートギャラリー等でも購入可能だ。詳しくはウェブサイトでチェック出来る。

注目のブランド、ビクトリア発のSmoking Lily。個性的、どこにもないファッションをしたい方は是非一度訪れてみてほしい。ちなみにこのMain Street、たくさんのかわいいブティックが存在する。週末カフェでまったり休憩しながら自分だけの洋服を探しにショッピングへ出かけてみよう！