本物のカナディアン


 

カナダといえばアイスホッケー。
単なるスポーツというより、カナダを語るのに欠くことのできないカルチャーと言えるほどだ。そんなホッケークレージーなカナダ人を皮肉ったジョークがある。

“本物のカナダ人

全席売り切れでぎっしりと埋まった*スタンレーカップ決勝戦会場の一等席で、右隣の席が空いているのを見た男Aが、左隣に座っている男Bに聞いた。

A:  この席にはだれか座ってますか?

B:  いいえ、空席です。

A:   こんなことがあるなんて信じられない!
       スタンレーカップの決勝戦を見に来ない人って一体どんな人なんだろう!

B:  本当のことを云うと、その席は私の席なんです。
       私はワイフと一緒に来るはずだったんですが、
       ワイフが亡くなったので私一人で来たんです。

A:  それはそれはお気の毒に。
       でも、お友達かご親戚かだれかをお誘いすればよかったのに。

B:  でも皆、お葬式に出席していてこれなかったんです。

*スタンレーカップ カナダとアメリカのチームから構成されているNHL(ナショナルホッケーリーグ)のトーナメント。プレイオフが4月に始まりトーナメントは1ヶ月半〜2ヶ月続く。

Canadian Beats:
http://www.canadianbeauts.faketrix.com/Canadian-jokes-main-page.htm

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国際結婚のナンバー1は日本人


 

カナダはマルチカルチャーの国。世界中の人が集まっているため国際結婚(注)は珍しくはない。

そんなカナダで、国際結婚率がもっとも高いのは日本人で、2006年に行われた国勢調査によれば、カナダに住む日本人(日系人)の75%が国際結婚していることがわかった!いくら国際結婚が多いカナダとは言え、この状況は驚異的だ(カナダ全体の国際結婚率は3.9%)。

ちなみに日本に次いで国際結婚率が高いのはラテンアメリカ人で(47%)、三位は黒人(41%)となっている。一方、国際結婚率が最も低いのはインド人で(12.7%)、その次に低いのが中国人(17.4%)となっている。

ところで、日本人が国際結婚する率が他の人種を大きくリードしている理由は何なのだろう?残念ながら国勢調査はここまでは調査していなかった。

(注):日本語では違う人種同士の結婚を国際結婚と呼んでいるが、英語には国際結婚(International Marriage)という言葉はなく、異人種間結婚(Mixed - Race MarriageまたはInter-rational Marriage)と呼ばれている。

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