A:　中学・高校生が参加できる夏期講習は語学学校や公立学校で広く行われています。通常7月から8月に行われ、公立校の場合は日程が設定されていますが、語学学校の場合はオープン日程でいつでも参加できるものがあります。
クラス内容は午前中に英語を習い、午後は各種のアクティビティーを行うのが一般的で、アクティビティーの例としてはカヌー、セーリング、スキューバダイビング、ジェットスキー、ボートツアー、キャンプ、ハイキング、バーベキューなどが挙げられます。また、市内観光や半日や1泊で行ける旅行なども含まれています。

カナダの夏期講習は人気があり、ドイツ、ブラジル、コロンビア、メキシコなどからも生徒が集まっています。

A:　本当です。ただし、公立校（専門学校、コミュニティーカレッジ、大学など）で8ヶ月以上のコースを修了した場合にのみ可能となります。取るコースは何でもかまいません。修了後に就労ビザ（働けるビザ）が申請できます。今までは、就労ビザを申請するには雇ってくれる会社が見つかっていることや、取ったコースに関連した職種でのみ働くことが可能でした。また、就労ビザの有効期間が1年（バンクーバー・トロント・モントリオール以外では2年）に限られていました。しかし最近法律が変わり、雇ってくれる会社が見つかっていなくても申請が可能で、働く職種が取ったコースと関係なくてもよく、ビザの期間が3年となりました。

これで、最低8ヶ月の留学費用さえあれば後は働いて稼ぐことができるので、留学がずっと身近になったと言えます。

A:　語学学校では、英会話と職場実習が一緒になったコースをとることをおすすめします。中級レベル向きのコースです。まずコミュニケーション力をアップして、その後に希望に沿った職場で実習するコースです。就職歴ができるので帰国後の就職や転職に役立ちます。希望する職場について、入学時に学校のカウンセラーと良く相談してください。

英語力が初級の場合は、大体3ヵ月ぐらいで中級に達しますので、半年語学学校に通い（一般英語クラス3ヵ月＋実習を目的にしたコース3ヵ月）、後の半年働くプランであれば実現する可能は高いです。

A:　大学付属のESL部門は平均して質が高いですが、語学学校の中にも非常に勉強量が多くレベルが高いことで知られる優秀校はたくさんあります。大学付属のESLの利点は大学の施設を利用できることや一生懸命勉強する受講生が多いことです。一方、費用が割高なことが欠点です。語学学校は大学よりも安くプログラムの種類が豊富なことが利点です。コースによってはレジャー的な体験を求める受講生と一緒に机を並べることもありますが、厳しいことで知られる学校とコースを選べばその心配はありません。

学校を選ぶ場合は、留学の目的にそって学校を選ぶことをおすすめします。例えば、高校入学準備、大学編入準備、外資系の会社への就職準備、一般的な英会話力の向上、TOEFLやTOEICの受験準備など、目的を定めると探す学校も絞られてきます。