庭に遊びに来た鳥

オフィスをカナダの西側バンクーバーに構え、オンタリオ州から会社のオペレーションをしている私達は一年に2度くらい仕事でバンクーバーへ行く。

バンクーバーのあるブリティッシュコロンビア州とオンタリオ州では3時間の時差があり、飛行機で約5時間かかる。オンタリオ州はカナダの真ん中より少し東側なのに飛行機で5時間ということは、カナダの西端から東端まで行く時は飛行機で何時間かかるのだろう?そして同じ国の中で何時間の時差があるのだろう? 日本のような小さな島国から来た私はいつもカナダの大きさにびっくりする。

またベランダに遊びに来たラクーン (アライグマ)

私は昨日ビジネスで行っていたバンクーバーから帰ってきたばかりで軽い時差ぼけである。 1ヶ月過ごしたバンクーバーは2010年のオリンピックに向けて急ピッチで交通や住居の建設が行われていた。バンクーバーには多国の飲食店が数え切れないほどあり、値段も手ごろなのでキッチン付きのアパートを借りてはいたものの結局外食が多くなってしまう。 ビジネス上たくさんの人と会い、会話をし、私達がオンタリオに帰ってもしっかりとした絆を保てるよう、足が棒になると言っていいくらいダウンタウンを歩き回る。

私の住む人口200人程度の町、クロイン。ここにはあまり人がたくさん居ないのでバンクーバーとはまったく違う生活ぺースになる。しかも仕事は毎日コンピューターに向ってのデスクワークなので、バンクーバーでの外回りも楽ではないけどリフレッシュとエクササイズになるので、そういった面では楽しい。何でも物は考え様。

鹿がお出迎え

出迎えに来た鹿

昨日クロインに帰ってきて最初に出迎えてくれたのは何と「鹿」だった。庭に大きくてクリクリした目をしたバンビが「お帰りなさい」と言っているかの様に小首をかしげていた。

バンクーバーには豊富にあった日本食店もここにはない。お刺身やお寿司は食べられないのでバンクーバーでたくさん食べてきた。その代わり、バンクーバーには無かった静けさがここにはある。今聞こえるのは鳥の声と湖のせせらぎだけ。

楽天思考で行こう!

出迎えに来た鹿

東京で生まれ育ち、バンクーバーで3年過ごし、そして今この小さな田舎町に暮らす私を友達の誰もが「大丈夫?」と気使う。友達が言いたいのは都会育ちの私が退屈な田舎でどうやって生活できるのかということ。 何でも物は考え様。自分の置かれている立場にいつも感謝すると物事は良い方向に向っていく。一番辛い事は日本の家族や友達と頻繁に会えない事だけど、それさえも 「頻繁に会えない」=「会ったときは100倍嬉しい」と楽天思考でいる。

どんな状況でも楽天的に考えると必ず良い方向に未来が向っていくものだ。

記事提供:ウェスト トレック ツアーズ
かほるさんご夫婦が経営参加するツアー会社です。 バスで行く、ロッキーマウンテン、ウィスラー、ビクトリア、トフィーノ、シアトル、ポートランドの旅で一生忘れない思い出を作ってください。 www.westtrek.com