A:公立のカレッジで8ヶ月以上のコースを修了すると、Post-Graduation Work Permitと呼ばれる就労ビザが取得できます。就学期間が8ヶ月から2年までの場合、最大で就学期間と同じ期間だけ就労ビザが下ります（例：8ヶ月のコースを修了した場合は8ヶ月まで就労が可能）。就学期間が2年以上の場合は最大で3年まで就労ビザが下ります。就労ビザが下りた後で働ける職場はカレッジで取ったコースとは関係なく、どのような分野でも可能です。

A:一般にCO-OPビザと呼ばれているものは正式には就労ビザで、実際にはCO-OPビザというビザはありません。CO-OPは職場実習プログラムのことで、無報酬で行う実習がインターンシップと呼ばれているのに対し、有給で行うものがCO-OPと呼ばれています。 CO-OPが含まれているコースをとる場合、6ヶ月以内の留学でも就学ビザと就労ビザが必要になります。CO-OPが含まれていることを証明する学校からの入学証を添付して学生ビザを申請すると就労ビザも同時に下りますので、特別に就労ビザを申請する必要はありません。なお、この就労ビザは、学校のカリキュラム内の実習にのみ有効で、それ以外の職場では無効です。

A: はい、必要です。ケベック州に6ヶ月以上留学する場合はケベック州政府が発行するCAQと呼ばれる許可証が必要になります。入学する先の学校が私立でも公立でも、留学内容が語学研修でも正規留学でも、CAQが必要となります。まずCAQを申請して取得し、学校からの入学許可書と一緒にカナダ大使館で学生ビザを申請してください。

CAQの取得は申請後約1ヶ月かかります。学生ビザの取得も約1ヶ月かかりますから、ケベック州に留学する場合は、入学前の最低3ヶ月前には手続きを開始してください。
なお、CAQの申請は自分で記入して提出することもできますが、私たちが代行して作成することも可能で、入学先の学校を通じて申請してもらうことも可能です。