カナダに旅行したフランス人が、泊まったホテルの部屋からルームサービスに電話して、ペッパーが欲しいと言った。電話を受けた係員が「ブラックペッパーとホワイトペッパーのどちらをご希望ですか」と聞くと、フランス人は「トイレットペッパー」と答えた。
(カナダでは、イギリス系カナダ人とフラン系カナダ系の間で対抗意識が強く、お互いがお互いをさかなにしたジョークを言い合っている。これはフランス系カナダ人のなまりのある英語を風刺したものだが、「はっきりフランス系カナダ人と言ったのでは角が立つ」というので、フランス人をフランス系カナダ人の代わりに使ったジョークだ)。
カナダ人が運転する車にアメリカ人とスコットランド人が乗っていたが、ひどい事故にあい全員が死んでしまった。ところが、アメリカ人だけが突然息を吹き返した!そこで驚いた検死官がそのアメリカ人に何があったか覚えているか尋ねたところ、「皆で天国に行ったけど、天国の門番が、“お前たちはまだ死ぬには若すぎるから、100ドル出せば生き返らせてやる”、と言ったんだ。100ドル出したら、本当に生き返った」と答えた。
「そりゃ驚きだ。で、あとの二人はどうなった?」と検死官が聞くと、「スコットランド人は100ドルを値切ろうとしてたよ。カナダ人は政府が代わりに払ってくれるのを待ってた」と答えた。
(アメリカ人は現実派。スコットランド人はケチ。カナダ人は何でも政府を頼る・・・)