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「インターナショナルなパーティに出席」


インターナショナルなパーティに出席

先日、バンクーバーのお隣、バーナビーに住む知り合いの方のパーティに呼ばれたので参加しました。パーティの主催者はインド系ガイアナ人とイギリス人の夫妻。そして、出席者は日本人、ブラジル人、インド系フィジー人とその家族。私は友人と参加、それ以外の人は主催者を除き全くの初対面。これ程まで知らない人だらけの集まりって、日本では冠婚葬祭くらいなもの。カナダに来た当初は、パーティにお呼ばれするだけで緊張していましたが、今ではすっかり慣れたもので、いつも「Sure!」の一言で参加しています。

そして、今回のパーティの目的は「旅行に行く前に皆に会っておこうと思って・・・」というもの。旅行と言ってもたった1ヶ月。こんなことでパーティをするなんて、やっぱりカナダ!イベントが無ければイベントを作ってまでパーティをする程、パーティ好きの人が多いんです。

インターナショナルなパーティに出席

アジア人移民が多いせいか、アジア文化へ感心を持っている人が多いバンクーバー。だから、話題はいつも文化や言語になるのがお決まりのパターン。しかし、日本と韓国、そして中国の文化の区別がつかない人が多いのが実情。そのため、質問が結構マニアック、そして必ず「Why?」という決まり文句。その場では、日本文化について知識の乏しさを露呈してしまった私だが、それもすっかり慣れたもの!パーティを重ねていくに従い、ごまかし方もすっかり板についたようです。

インターナショナルなパーティに出席

いざ食べてみると、海老はプリプリで、お肉もジューシー。次から次へと運ばれてくるDimsumに私たちは大満足。餃子、韮饅頭、肉饅頭、お粥など14品完食。おなか一杯になったと思ったら、タイミング良く、デザートのエッグタルトが回ってきたので思わず注文。食べすぎですね。

食後はチャイナタウンのペンダー通り沿いを散策しました。肉饅頭やチャイナドレス、石像が売っていたりと、中国に来た気分。どのお店の主人も、少し雑ですが元気いっぱい!そんなサービスは中華系のお店の代名詞ですよね。

インターナショナルなパーティに出席

そして街に待った食事の時間。文化や宗教が全く違う全員が楽しめるようにと、インド風チキンカレー、サラダ、ライス、豆の煮物、ジャックフルーツの煮物、ポークチョップなどいろんな種類の物が食卓に並びました。ジャックフルーツなんて、日本では見たことも聞いた事もない食材ですが、これも本格的に調理されとても美味。飲み物として、アルコールはワインとビールがありましたが、飲むのも飲まないのも個人の自由。そして誰一人として無理強いもしません。個々の文化や宗教を尊重することが自然に身についているのは、さすがカナダ人ですよね。

パーティの最後はお待ちかねのデザートタイム。奥様手製のケーキと紅茶をいただきながら、話題は、プレイオフに進出したバンクーバー・カナックスと来年に行われるバンクーバー・オリンピック。ここでようやく文化や価値観が異なる私たちの共通の話題になり、全員が言いたい放題。大盛りあがりなパーティになりました。

パーティに行って見知らぬ人と話しているときが、カナダにいることを実感する瞬間。今回は一度にいろんな文化に出会ったけれど、次回はどの文化に出会えるのかな。

*南アメリカ北東部にある共和国。首都はジョージタウン

千田カカオ(チダカカオ)
大阪府生まれ。女性。バンクーバーの生活に魅了され、2年で帰国する予定が5年目に突入。カレッジ卒業後、留学カウンセラーとして、留学生の生活・悩み相談を受けている。現在は就労ビザでの滞在だが、移民申請も視野に入れている。

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