カナディアンライフ

カナダ留学無料カウンセリング日本人一人ぼっち   By Kahoru Noonan(かほるヌーナン)

ブラックフライとバンクーバー



ブラックフライとバンクーバー

この時期良く見かける巨大カメ
この時期良く見かける巨大カメ

人口200人程度のオンタリオ州の小さな町クロインに引っ越してきてもう4年目になろうとしてる。バンクーバーにオフィスを構える主人と私は一年に2回ほど仕事でバンクーバーに出張する。飛行機で5時間、バンクーバーとの時差は同じ国なのに3時間あるので初日はいつも時差ぼけ。

ベランダに集まるイエローフィンチベランダに集まるイエローフィンチ

暖かくなって木々の緑が目に眩しくなると同時にブラックフライという小さいハエが発生し、それに噛まれたものなら血は出るし痒いしでたまらない。すごく小さいので捕まえるのも一苦労、頭からすっぽり被る網でできた服は必需品。このブラックフライを避けるかのように私達のバンクーバー出張は大抵この時期になる。

オンタリオに引っ越す前まで住んでいたバンクーバーは2010年のオリンピックに向けて急ピッチで工事が進んでいて、そのせいか普段より町が混雑して見えた。仕事の無い週末はレンタカーを借りてダウンタウンから脱出したけど大正解!雨の多いはずのバンクーバーなのに出張の間は1日しか雨が降らず、毎日24度くらいの快適な晴天だった。

母の故郷は太平洋沿い、父の故郷は山沿いという環境で育った私にはやっぱり海と山が恋しい。バンクーバー出張の際にはいつも海と山を満喫する。

パーティーのお誘い

常連さん
常連さん

緑が眩しくなって虫が出始めると決まって冬を都会で過ごしコテージをここら辺の湖に持つ人たちが帰って来て慌しくなる。
大抵が仕事をリタイヤした人たちなので平日にもパーティーのお誘いが来る。冬の間は見ることのできなかった笑顔が揃うとこちらも嬉しくなる。散歩に行けば必ず顔見知りと会い、立ち話の後また散歩を続けると違う人に会ってまた立ち話。長い長い散歩になる。そんな散歩にもしっかり虫除けのスプレーは欠かせない。

ヒマワリ

庭にはえた赤いキノコ
庭にはえた赤いキノコ

ベランダに吊るした鳥の餌箱から地面に落ちたヒマワリの種が偶然芽を出し育ってきた。去年大好きなヒマワリの花の鉢植えを買ってきて庭に移植したら鹿が食べてしまったので、この突然のヒマワリの芽が順調に育ってくれると良いなと思いつつ網で囲いをしてあげた。
いつか母の故郷の南伊豆でよく見かける背丈より高いヒマワリ畑の様になれば良いなあ。

記事提供:ウェスト トレック ツアーズ
かほるさんご夫婦が経営参加するツアー会社です。 バスで行く、ロッキーマウンテン、ウィスラー、ビクトリア、トフィーノ、シアトル、ポートランドの旅で一生忘れない思い出を作ってください。 www.westtrek.com

Kahoru NoonanKahoru Noonan(かほるヌーナン)
東京都出身。
日本で勤めていた車関係の会社で出会った一人のカナディアンがきっかけとなり、彼らの文化をもっと知りたくて2002年冬に初めてカナダに来た。とは言え、そのカナディアンの友達が住んでいるのはカナダの東側のオンタリオ州。ガイドブックを見てみると冬のオンタリオはとても寒そうだったので、厳寒にはならないカナダの西側バンクーバーにある英語学校に通うことに決めた。 ツアーで行ったシアトルで現在の夫と出会い、夫の経営する会社でボランティアとして働く事になる。ロッキーマウンテンツアーにガイドとして添乗するようになってから、カナダの自然の偉大さに次第に魅了されていった。2003年5 月に住んでいた家が火事になり、「湖のある家に住みたい」という夫の希望もあって、オンタリオ州に居を移す。バンクーバーに会社がありながらインターネットで会社をオペレートするという変わった方法で会社を維持経営。 家探しの間の約1年間をオンタリオ州Perthに住む夫の父親と同居。この時から夫の父親は大親友となる。2005年2月に念願の湖の上の家を購入後、日本人は私だけという、自然があふれたオンタリオ州の人口200人の小さな町クロイン(CLOYNE)に住むようになる。 kahoru@westtrek.com

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