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1時間の遠出でタイプトリップできるラングレー


1時間の遠出でタイプトリップできるラングレー

今回は、カナダとアメリカの国境近くの街、LangleyとFort Langleyに行ってきた。今回の旅の目的はLangleyのワイナリー巡り、そしてBC州で最も歴史がある街と言われるFort Langleyを散策することだ。

バンクーバーから車で1時間程走ると、一面がブドウ畑と広大な酪農地。道路には「動物が通過するので注意せよ」という標識や、窓を開けるとプーンと糞の臭いが漂っている場所もあった。ビルが立ち並ぶダウンタウンとは正反対の景色がどこまでも続き、開放感いっぱいだ。

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まず、Langleyで数件のワイナリーに立ち寄った。まず驚いたのが、未だ無料のテースティングがあることだ。CaliforniaのNapa、BC州のOkanaganでは、有料の所が非常に多い。どんな味なのか試してみたい!と思っても有料だと躊躇ってしまう方も多いと思われるが、Langleyでは完全無料。Langley自体、それ程観光化されていないという証ではあるが、観光客にとっては嬉しい制度であることには間違いない!

運転手ではない私は、体質的に飲めないワインを調子に乗り数杯トライ。酔った勢い半分で、そのワイナリーでは、すごくフルーティな白ワインを1本ゲット。コルクを抜く日が楽しみだ!

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ワイナリーの次は、Fort Langleyに行った。ここはBC州発祥の地と言われ、Hudson Bay Company(The BayやZellersの親会社)が毛皮などを取引していた所。街の中心地のすぐ傍には要塞があり、現在その中では過去の生活様式を再現。こちらのカレッジで白人とFirst Nationsの歴史を学んだ私にとっては非常に興味深い場所だった。

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また、今はRocky Mountaineer号の単なる通過駅になってしまったCNのFort Langley駅もそのまま残されており、BC州の中心がVancouverに移り変わっていく様を感じることも出来た。

Vancouverからたった1時間の遠出で、これ程まで週末気分を味わえるとは想像していなかった。Langleyでは乗馬を楽しめるほどありのままの自然が残されており、Fort Langleyは骨董品屋も多く歴史を感じる街だ。ちょっ旅したい方、少し気分転換をしたい方、ぜひLangleyとFort Langleyに行かれてはいかがですか?

千田カカオ(チダカカオ)
大阪府生まれ。女性。バンクーバーの生活に魅了され、2年で帰国する予定が5年目に突入。カレッジ卒業後、留学カウンセラーとして、留学生の生活・悩み相談を受けている。現在は就労ビザでの滞在だが、移民申請も視野に入れている。

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