A: 結論から言うとYESです。高校の交換留学などで、双方の家族が生徒を迎え入れるようなケースを除き、大多数のホームステイファミリーは副収入が目的で行っています。もちろん、人付き合いが好きな家族や、すでに巣立った自分の子供の代わりに留学生を歓迎しているような家庭もありますが、経済的な理由が一番と考えて間違いないでしょう。 とはいえ、ファミリーがお互いの人間関係を軽視しているわけではなく、大半のファミリーは、ゲストと良い関係を作って楽しく過ごすことを希望していますので、自分から親しくすることで、なごやかな関係が作れます。ホームステイはその家庭の一員として入ることが原則ですので、「お客」としてファミリーに接するのではなく、歩み寄る気持ちをもって接することがホームステイを成功させるコツです。

A: 最初にビジネス英語を受講し、その後にカレッジ（専門学校）に入学して将来の分野を絞り込むことが良いでしょう。ビジネス英語は一般英会話コースと比べて実践的で、学校によっては産業界の現役を講師に雇っている場合もあります。このため、北米社会の生活概念や商習慣に関する知識も増え、将来進む分野の選択もより自然に行なえるようになるでしょう。
カレッジの専門コースの大半はインターンシップ・プログラムを含んでいます。将来カナダで就職を希望する場合は、カナダの就職市場で実際にニーズの高い分野のコースを取ることが得策です。
インターンシップで成績が良い学生は、その職場で引き続き働くことを求められる場合もありますので、就労ビザが取得できることはひじょうに有利です。カナダは海外からの人材を受け入れていますが、カナダで教育を受けた人や就職したことがある人は、移住権の申請時に優遇されますのでこの点からも有利と言えます。

A: カナダ公立高校に編入または入学する場合、現在通われている学校での成績状況と生活態度を主に基準として審査が行われますので、大きな問題がない限り入学することは可能です。入学試験は特にありません。出願に必要な書類は、過去3年間の成績表、学校からの推薦状、本人の手書きによる作文（留学目的について）等が通常ですが、学校区により提出書類は多少異なります。

また、お二人の場合は未成年（19才以下または州によっては18才以下）留学となりますので、もしご両親かご両親のどちらかが同行されない場合は、後見人（ご両親に代わってお世話をする人）を見つけなければなりません。後見人は、現地の事情に詳しく（移住者の方等）、英語のできる方でないと後々問題が起きた場合に困りますので、十分に考慮してお探しください。

費用は、学校の年間授業料が1万2千ドルから1万5千ドル（日本円で120万円程度）で、他に生活費として年間1万2千ドル程度（日本円で120万程度）かかります。

A: 学生ビザ（正式には就学許可証）は、実際に学校に入学する期間のみ発行されることが建前になっていますが、6ヶ月以上留学する可能性がある場合は、その旨を説明して学生ビザを申請することができます。観光ビザでカナダに入国してから学生ビザをとる場合は、いったんカナダを出て、カナダ国外から申請する必要があります。

A: 現在持っている学生ビザが有効であれば書き換える必要はありません。しかし、学生ビザが切れた後も留学を続ける予定がある場合は、ビザが切れる前までに新規に入学した学校から入学許可証をもらい、銀行残高証明、パスポート、現在の学生ビザのフォトコピーを添えてビザ延長を申請してください。申請はカナダ国内で可能です。延長の所要期間は1ヶ月前後です。
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