A: 福祉関係は医療関連からソーシャルワーカー的な分野まで幅が広いので、まずは分野を定めてコースを選択する必要があります。公立カレッジの福祉関連のコース例としては、在宅ケア、医療・福祉施設エイド、法律管理アシスタント、看護士などが挙げられます。コース期間は8ヶ月から1年ぐらいで、大卒でなくても受講できるものから、この分野ですでに職場経験を持っている人を対象にしたものまでいろいろです。

いずれのコースも中級以上の英語力が必要です。英語力が不足している場合は、こうしたコースを行っているカレッジのESLコースを取った後で目的のコースに入れば良いでしょう。
コースにインターンシップが含まれているものもあります。ボランティアの場合は、学校の紹介を受けたりご自身でリサーチして、受け入れ先を見つけることができます。ただし、ボランティアとは言え大きな責任がある分野ですので、受入れ条件が厳しい場合もあります。

A: カナダの高校の卒業証書をもっていると英語圏の大学に進学する資格が取れます。これは、日本の大学に入るには高校の卒業単位が必要なことと同じで、希望する大学に入学できるかどうかは成績で決まります。カナダ場合、大学入試はありませんが、学科だけでなく、課外活動なども含めて成績が総合的に判断されて審査されます。なお、「English 12 」の単位を取得していない場合でも留学生に卒業証書を発行する高校がありますが、「English 12 」の単位がないと英語圏の大学には進学できませんので注意してください。 高校留学を経て英語圏の大学に進学する場合は、早くから学校のカウンセラーの意見を聞いてプランを立てることが大切です。

A: バンクーバーには、授業内容が非常にしっかりしていて、宿題も含めて勉強量が多い質の高い学校がありますが、6ヶ月の留学なら時間的に余裕がありますから、評判の高い学校の無料トライアルレッスンを受けてから決めることをお勧めします。
トライアルは授業内容を知るだけでなく、学校の雰囲気、カウンセラーの人柄、生徒の種類なども自分の目で見れるので一番確実です。
トライアルを受ける学校のリストを作成しますので、学校のインフォメーションをウエブサイトでご覧ください。トライアルの申し込みも代行します。

A: 英語学校に通って英会話に少しでも慣れておくことをおすすめします。できればネィティブの講師がいる学校がいいでしょう。
入学する前に親子で一緒にその学校を視察したり、ホームステイ先を訪問したり、周りの環境を見ておくことが出来ればベターです。さらに、その学校が行う夏期ESLクラスを取れれば最高です。また、現地でカストディアンとなる人と会っておくのも大切です。
高校留学を成功されるには、両親・学校・ホームステイ・カストディアンからのサポートが欠かせませんので、それぞれの状況を事前に確認することをおすすめします。