私はN．Vancouverに 住んでいますが、我が家の周りの春は少し遅いようです。まだ、近隣を見回してもあまり花に出会えません。我が家のレンギョウも、 プラムも梨もまだ花芽は固いままです。でも、買い物にVancouverやBurnabyの方に行きますと、もう桜が満開のところもありびっくりしました。 春はしっかりやってきているのですね。そういえば、朝の散歩でキツツキのドラムもよく響くようになりました。これもまた春の知ら せです。
子供たちの服装も少し軽く なったような気がします。春休みも終わって、また学校が始まり、あっという間に今度は夏休みをむかえるのでしょうが。休みが長い と親も大変です。
さて、2～3歳の子供たちは子犬 のようにコロコロと走って、いかにも毎日が楽しそうですね。興味津々、あっち行ったりこっち行ったり、わかってかわからずか、大 人に向かっても生意気な言葉をいったりもします。甘えるくせに、怒ってみたり、ふててみたりもコロコロ変わって、対応する大人の ほうがアタフタしてしまいます。魔の2歳児、という言葉もありますし、英 語ではTerrible Twoともいいますね。この年頃の子供は世界共通、親泣かせ、ということでしょうか。なにせ赤ちゃん時代と違って手も足も 存分に動きますし、思ったことを即行動にも移せます。
毎日親の行動を見ては真似をしよう、やってみよう、が山のよう。新しい情報を貪欲に取り入れ、新しい挑戦に毎日挑みます。何をみてもおもしろいし、何をやってもワクワクする、そんな年頃なんですね。ただし、良い 悪いの判断はまったくなく、まぁ、親が怒る、とか困る、ということが判断基準でしかありません。
そのため大人からすれば、やってほし くないことが次から次へとでてきて振り回されてしまうこともしばしば。コミュニケーションはだいぶとれるようにはなったけれども、こ ちらの心情まで深く理解することは無理なので、時にパニックを起こして泣いたり、ひっくり返ったり、暴れたりも。 こんな時はこっちが 泣きたくなるときもありますね。
でも、何かに夢中になっている子供の顔はほんとうにキラキラしていて楽しそうです。
自分のワクワク感 を伝えようと全身でぶつかってきます。子供はお母さんにいつでも喜んでもらいたいんです。毎日が忙しくて、追っかけまわしたり、危険 から回避させたりする方に手一杯になりがちですが、ときどき家事の手を止めて、子供の目線で一緒にワクワクを楽しむのも素敵だと思い ますよ。
暖かくなって、外にも出やすくなりました。子供の目にはいろいろな新しい ものが見えています。是非一緒に見つけてみてください。
アイウエオな毎日 その30 By Michelle Igarashi 
Michelle Igarashi