春から夏にかけて、バンクーバー近郊の観光のナンバーワンデスティネーションともいえるのがBC州の州都ビクトリアにあるブッチャートガーデンだ。ガーデニングファンでなくても、壮大なスケールの庭園パークを散策すれば、BCの観光旅行の醍醐味を体験できること間違いなし！アフタヌーンティーから、軽食及びフォーマルダイニングまで幅広いオプションもあり、一日充実した時を過ごせる。

ブッチャートガーデンは、セメント会社社長の夫人が、セメントの素材である石炭石の採掘場であった22ヘクタール（22万平方メートル、約67千 坪）の跡地に、スウィートピーや薔薇を植えたのが始まりで、誕生から一世紀以上も経った今、世界に知られる庭園となり、毎年100万人以上が訪れて、カナダ国家史跡に指定されている。

園内はサンケンガーデン、ローズガーデン、日本庭園、イタリアンガーデン、地中海庭園の５つのメインエリアに分かれており、それぞれの間はきれいに手入れされた芝生や細道によってつながっている。3月から10月までは花が途切れることのなく咲き続けるよう、毎年100万株以上の花壇植物をふんだんに取り入れており、花だけに限らず色とりどりの実をならす木々や鮮やかな形に見せた低木なども一年を通して楽しめる。