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360度地平線が続くプレーリーは恐ろしいほどの迫力だ!


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Prairies

カナディアンロッキーからカルガリーに向かうとなだらかな丘陵地帯が始まり、さらにマニトバ州とサスカチュワン州に向かって行くと、まずます土地が平らになって、プレーリーと呼ばれる大平原に突入する。
かつては野牛が多く生息していたプレーリーは、今は春小麦の大農牧地となっていて、 見渡す限り地平線が続き、山や木がない独特な景色だ。木がないのは、乾燥した気候だけではなく、昔、野牛などを追ったインディアンの焼き払いや野火によると考えられている。プレーリーは1875年にカナダ横断鉄道が開通して以来ヨーロッパから農民が入植し,開拓が急進展した。


Prairies さて、このプレーリー・・・、地平線を見ることがない日本人にとっては言葉に表すことができない印象的な景色だ!一方向に向かって広がる地平線ならともかく、360度見回しても地平線が続く大地の中に立ったときの印象は、恐怖感にも似た迫力で迫ってくる。

晴れた日は、空がとてつもなく大きい!
あたりに一切音はなく、聞こえるのは風だけ・・・・。わずかに麦畑を動かす微風でさえも何百キロもの向うから渡ってきた風なので、ぶ厚く、重たい!
夏には天気が急変して雨雲が広がることもあるが、その景色が一層迫力だ。
北アメリカ大陸の中央という立地条件のため極端な気候で、ウィニペグを例にとると、夏(最高気温38℃)と冬では(体感最低気温-55℃)温度差が60度以上もある。
旅行会社のパンフレットにはないこのプレーリーは、観光客がまだ発見していないカナダのおすすめスポットだ。


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