唐島さんは今日で学校を卒業ですね。おめでとうございます。
はい、１ヶ月の留学でしたがとても濃い１ヶ月を経験できたと思っています。 最初はカナダに来る前までの自分のモチベーションと、現実とのギャップを思い知って落ち込んだりもしましたが、今ではとても楽しくいろんなことを学べたと思えます。 とても充実していたという満足な気持ち半分と、こうしておけばよかったと思う部分が半分あるので、それを日本で実践してもう一度カナダに戻ってきたいです。
帰国したら、TOEICの試験にチャレンジしようと思っています。今回の貴重な経験は言葉だけでは伝えられないので、TOEICスコアで結果を出して、父親に来年まだカナダに、今度は１年間の留学をしたいと説得しようと思っています。

１ヶ月の期間の中で英語力はどう変わってきましたか？
いろいろと意識しました。例えば、知っている道でもわざと街で歩いている人に声をかけて道を聞くようにしてみたり、グラマーを考えて整えてからしゃべるよりも、頭に浮かんだ単語から先にしゃべるように意識したりすることで、積極的にコミュニケーションを取ることを重視したりしてみました。
それから、印象的だったことは、先生とブルースリーについて話をした時に、僕の「ブルースリー」という発音では伝わらなかったことです。LとRの発音やアクセントが違うだけで伝わらなかったんです。それまではあまり意識していなかったけど、こういうことを知るともっと考えて英語を学ばないといけないなと感じました。

それから英語力は気持ちの部分も大きいと思います。やっぱりみんな最初は英語を聞き取れない、しゃべれないということで、自分の自信のなさが心の真ん中に大きくある状態だけど、それがだんだん聞き取れることが増えてきて、自信がなくて不安だった気持ちが減ってくると、コミュニケーションが取れるようになってくるのだと思いました。

将来は英語を活かしたお仕事をしたいとお考えなのですか？
いえ、実は僕は、父親が調理師というのもあり、幼い頃からずっと料理人になりたいと思っていたのですが、高校の時に大学に入り料理人になる道とは別の道を選びました。だから一度夢をなくしたんです。
でもそれが今回留学したきっかけでもあります。
この先何かをやりたいと思った時に、この留学で経験したことを役立てるような何かをつかみたいと思ってきました。 明確にこうなりたいというものはまだありませんが、今後に活かせる留学なったと思います。