アザラシの赤ちゃんウォッチング
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プリンスエドワード島とニューファンドランド島の間のセントローレンス湾に釣り針のような形をした、「マドレーヌ島」という小さな島がある。 夏の間は、海水浴を楽しむ人たちで賑わう島だが、冬の間はアザラシの赤ちゃんウォッチングができる島でもある。 毎年、2月の末になると、この島でタテゴトアザラシが何千頭と生まれる。タテゴトアザラシの赤ちゃんは、敵から身を守るために氷と同じ真っ白な毛皮のコートに覆われていて、とても可愛くテレビなどでも近年よく紹介されている。
アザラシの親は10日間ほど赤ちゃんを育て、その後は赤ちゃんはひとり立ちしなければならない。親が近くにいるときは10メートル以上離れてウォッチングすることが懸命だが、親がいないときは、人間がそばに近づいても逃げたりしないので、写真を取るのが比較的易しいのも魅力のひとつだ。赤ちゃんにさわることもできるが、アザラシを怖がらせたり、抱き上げることは禁物!赤ちゃんを心配しているアザラシのお母さんの気持ちになって、遠くからやさしく見守ってあげる気持ちで赤ちゃんウォッチングを楽しんでください!