スタディ - 留学・英会話

[特集] 高校留学体験インタビュー
          Overseas High School Experience

自分の可能性を伸ばせることを実感!
日本を離れて日本の良さに気が付いた。

高校留学で良かったことは?
直面した問題とその解決方は?
これから留学する人へのアドバイスは?
英語圏4カ国に留学した高校生が それぞれの留学生活を語ってくれた。

1年目はワクワク、ドキドキの毎日だった
日本とは全く違った環境の学校

野村 慎也さん

野村 慎也
(のむらしんや)さん 17歳
セントマイケルズ
ユニバーシティスクール
St. Michaels University School

 今僕は、カナダの大自然のなか、色々な国籍の友人や先生方に囲まれ、日本とは異なった教育制度の下で、様々な体験をたくさんして、毎日をゆったり楽しく送っています。 僕にとって英語は、小さい頃から身近にありました。父の仕事の関係で、6年近くアメリカに住み現地の小・中学校に通っていたからです。 帰国してからも生きた英語に接していたかったのですが、中学校でオーラルの先生と積極的に話すか、週1回通っていた帰国子女の英語維持教育クラスだけでしか、そのようなチャンスはありませんでした。そこへ、両親から留学を提案され、大喜びで留学を決心し、今に至っています。つくづく親には感謝しています。

 現在通っているのは、カナダのBC州、ビクトリア市内のセント・マイケルという学校です。 敷地内に寮があり留学生のほとんどがそこに住んでいます。留学前は少し不安もありました。留学すれば、親元から離れ、自分で自分の道を切り開いていかなければなりません。しかし、来てみると意外と毎日が楽しく心配するようなことはあまりありませんでした。唯一、病気になった時は心細かったですが、保健室の先生に必死で症状を説明し、薬をもらって回復した時にはホッとしました。

 そんなワクワク、ドキドキな毎日が過ぎ、今ではもう2年目ですが、今までで一番印象深かったのは寮生全員(250人前後)でのミッドナイトスケートです。夜中から、明け方にかけてスケート場を借り切って滑りまくるのです。みんなで競争して大はしゃぎしたことは、きっと忘れられない一生の思い出になると思います。 これから留学をする人にできるアドバイスとしては、とにかく何事にも恐れず、立ち向かっていくこと。そして、積極的に毎日を楽しんで過ごすことです!!


お国柄の違いからくる誤解も
言葉が通じ合えばうまくいきやすい。

留学生

Mさん 16歳
セントマイケルズ
ユニバーシティスクール
St. Michaels University School

 去年9月に今の学校に入りました。2009年の6月に卒業するまでいるつもりです。卒業後は、アメリカの大学に行くか、日本の大学に行くかこれから考えます。 留学した理由は、志望校の受験に落ちて日本には行きたい学校が見つからなかったことと、両親が薦めてくれたことです。

 留学する前にもっていた留学のイメージと現実には、大きなギャップがありました。入学してしまえば自然に英語も覚えられ、勉強も楽だと思っていましたが、実際は英語で苦労しています。留学生のなかには、中学を卒業した後ですぐカナダへ来て、高校入学する前に語学学校へ通って英語の準備をした人もいますが、私は、小学生の時に外国人から英会話を習ったことはあるのですが、今回の留学にあたって英語の準備はまったくしていませんでした。 私の学校は進学校なためか、優秀な生徒が多く授業も難しいです。 授業のなかでわかり易いのは数学で、化学などは良くわかりません。数学は日本の方が少し進んでいることもあり、わかり易いかもしれません。数学は私の好きなクラスでもあります。

 英語の他に留学で直面した問題は、ルームメイトとの関係でした。私は学校の寮で生活していますが、ルームメイトは韓国から来た留学生で、始めのうちはお国柄が違う人と一緒に過すことがとても難しく感じました。今は慣れてお互いにうまくやっていますが、うまくいくようになった原因は、私の英語が上達してコミュニケーションができるようになったことです。お国柄の差も、言葉が通じ合えば理解し易いのだと思います。留学して良かったと思うのは、英語力がついたことです。 留学は、自分の意思で来ることが大切だと思います。

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