雨の日でも体を動かしたい!そんな想いで、インドアスポーツ、Squash(スカッシュ)に挑戦するためYMCAを訪れた。
受付で必要なものは、写真付きID。料金は45分間で$10、用具のレンタルも込みだ。YMCAメンバーではない人は、その日に$10デポジットを払えば、コートを予約出来る。
Squash(スカッシュ)とはどのようなスポーツなのか。
19世紀、ロンドン郊外で囚人たちが退屈しのぎにボールをラケットで打ち合ったのが始まりと云われ、現在は世界148カ国でプレイされる世界的なスポーツとなっている。
スカッシュコートに入ってみると、いたってシンプルな作りにびっくりする。
用具はラケットとボール、そして透明のサングラスのみ。四方は壁に囲まれており、見えるのは赤いラインだけ。ボールは小さなゴム球で、これがほとんどバウンドしない。テニスのようにバウンドをするのを待つ時間がないので早い動きが要求される。
ルールはとても簡単だ。
全て前方の壁に向かって打つ必要があり、四方に広がるどの壁からバウンドさせてもいい。相手が、ボールが2度床にバウンドする前に前方の壁に打ち返す事が出来なった場合に自分の得点になる。先に9点を取得した方が勝ちとなり、8点で並ぶと先に2点取った方が勝ちとなる。コートが狭く、ボールは弾まないため、かなりきついゲームだ。 壁には黒いゴム球の跡がひしめくように映っており、試合のすごさを物語っている。
スカッシュは有酸素運動として優れており、1時間で約700 - 1000 Kcalを消費すると云う。コートを駆け回ることで下半身を鍛え、ボールを打ち返す事で上半身も使い、全身の運動になる。
実際にスカッシュをやってみて、30分ほどで汗がしたたり落ちる。運動自体はちっとも苦ではないが、常にボールを追いかけ、ダッシュの繰り返しなので、本当にいい運動だ。
これからの季節たくさんのスポーツが楽しめるバンクーバーだが、雨の日はインドアスポーツにトライしてみてはいかがだろうか。 Squashはお勧めです!