スタディ - 留学・英会話

[特集] ホームステイ体験インタビュー
          Homestay Experience

知っておきたいホームステイの実態。
ファミリーの質が留学生活の鍵を握っている。

留学生活を最も経済的に行なえるのがホームステイ。
不慣れな外国生活を安全に過ごす点でもホームステイに勝るものはない。 一方、理想的なイメージと現実のギャップもある。そのギャップを乗り越えるのも地球人になる第一歩だ。

他国の人と暮らすことで日本がどういう国なのかを実感

photo

森本 和洋
(もりもとかずよし)さん 23歳
ワーキングホリデーで約1年滞在予定

 ホームステイファミリーの母親はフィリピン人で、父親はカナダ人です。トロントでは、フィリピン系のホストファミリーがとても多いと母親から聞かされました。 ホームステイといえば、テレビなどに出てくるような、子供もたくさんいる白人家庭のイメージでしたが、移民国家であるカナダでは、白人以外の家庭も多くあります。学校の友達に聞いても、世界中からカナダに移住してきて、「他の国の人と知り合いになりたい」という好奇心をもっている人たちが、ホストファミリーをしているなと感じました。

 ホームステイで一番困ったのは「お風呂」です。私の日本の家では「お湯が使い放題」だったのですが、こちらの一軒家の場合は家の地下などにある「タンク」に水を貯めて「沸かす」方法なので、1人10〜15分しかシャワーを浴びられませんでした。しかもバスタブが無い家だったので、シャワーを浴びた後、寒い日はすぐに体を乾かすなど気をつけました。 この家では、インターネット回線が生徒用に用意されていて「自由」に使えたことが、うれしかったです。おかげで日本の友達ともチャットでやり取りできて、情報交換ができました。

 私は過去に2回ホームステイを経験しました。家族としっくりいかずに辛くてステイ先を変えてもらったこともあります。でも日本を出てきて、他の国の人と暮らして初めて「日本がどういう国なのか実感できたこと」が財産になったと思います。

Top of page